この記事では「コメディアン」と「エンターテイナー」の違いについて説明していきます。
「コメディアン」とは?
お笑い芸人、人を笑わすことをテレビやラジオ、インターネットなどで発表することをメインとしている仕事ではありますが、お笑い芸人がネタそのもの以外を行っている番組のほうが多いことから、昨今では話術のうまさ、会話の面白さが強く求められている仕事ということができます。
なお、コメディアンだからといってドラマに出てはいけないということはなく、その人ならではの役があれば指名されることも多々あります。
日本においてコメディアンの終着点はテレビ番組の司会をするという事が挙げられ、この場合、企画にも関わることはあります。
自分でも企画に参加していくかで司会者とコメディアンの違いがあるとも考えられます。
「エンターテイナー」とは?
日本において自称する人はほとんどいない仕事ですが、テレビをメインとしている人では歌手と俳優の両方で成功していることは最低条件、さらにバラエティ番組を持っているということも条件ということができます。
ただし、一芸でエンターテイナーと呼ばれる場合もあり落語家やアーティストなどを一流のエンターテイナーと呼ぶケースもあります。
ただしその場合は、落語家でありエンターテイナーということはできず、非常に素晴らしい落語家であるということになります。
エンターテイナーは自分で目指して慣れるとまでは言い難い部分はありますが、俳優からスタートという流れが多いとは言えます。
「コメディアン」と「エンターテイナー」の仕事の違い
テレビ番組ひとつをとると司会などはコメディアンとエンターテイナーで同じということも出来ますが、エンターテイナーと呼ばれる人は大物でもあるため、ひな壇でトークをするというような役割は回ってきません。
コメディアンは段階が広く、ひな壇でトークをしたり、ニュース番組でリポートをするということもありえます。
エンターテイナーは俳優と歌、お笑いと歌などふたつ以上の成功+作詞や映画監督などの活躍などが必要と言えますがひとつひとつの仕事は歌手や映画監督と変わらないとも言えます。
それを一人でこなすところがエンターテイナーの所以と言えるでしょう。
「コメディアン」と「エンターテイナー」の仕事の違い(給料面の考察)
コメディアンは年収5万円以下から数億円単位まで非常に広く、アルバイトで稼いでコメディアンは収入的にはサブというケースもありえます。
複数のジャンルで地位を得ているタイプのエンターテイナーは成功者の別名というところもあるため、年収3000万円は越えており、芸能界トップクラスということもあり得るでしょう。
まとめ
コメディアンは収入の段階が非常に広い仕事ですが、人気になると極端に自分の時間が無くなる仕事でもあります。
エンターテイナーは自称することがない立ち位置で、複数の成功をして人を楽しませるという意図が強いと言えます。