「絵画修復家」と「美術品修復家」の違いとは?ビジネスでの使い方や例文など分かりやすく解釈

「絵画修復家」と「美術品修復家」の違いビジネス用語【二語】

この記事では「絵画修復家」「美術品修復家」の違いについて説明していきます。

「絵画修復家」とは?

古い絵画のカビを取る、破れた部分を補修するなどの絵画の修復を行う仕事であり、絵画とは言え、キャンバスに描かれたものだけでなく、天井に描かれたものの修復も行うこともありえます。

石像の修復や時計のような機構のあるものの修復は専門外となります。

まず古い書の修復は行われないと言えます。

文化財修復技術者のひとつのカテゴリーではありますが、技法や絵画そのものの知識など美術に関する知識が必須と言えます。

資格そのものは存在しませんが、技術を学ぶには大学に通うことが必要になり、大学自体もそう多くはないので注意したほうが良いでしょう。

美大や専門学校の知識は必須であると言えます。

「美術品修復家」とは?

美術品の修復を行う職業で、主に絵画を修復しますが、石像など動かせないタイプのものや、機構のある時計などより広範囲の修復を行う可能性がある仕事ではあり、そのジャンルごとの職人ととらえられ、すべてのジャンルの修復ができるという人はかなり少ないと言えます。

美術品、素材、機構などに対しての知識、修復に対しての精緻な技術が求められる仕事です。

工房への就職というケースもありますが、博物館での就職も職場としては大きく、この場合は学芸員の資格が必要となります。

職人的な技巧が必要なため弟子入りとまでは行きませんが工房で腕を磨くということも考えられます。


「絵画修復家」と「美術品修復家」の仕事の違い

「絵画修復家」「美術品修復家」は美術品修復家のひとつのジャンルが絵画修復家ととらえることが出来ますが、絵画修復に特化した工房も存在しており、職業として確立しています。

「絵画修復家」は傷んだ絵画を展示可能な状態にする仕事であり、様々な技法に適した修復法を知る必要があります。

「美術品修復家」は絵画以外の美術品の修復、石像やブロンズ像、宝飾品などの修復も行う仕事で、こちらは工房か博物館で勤めるケースが多くなっています。

こちらも美術全般の知識だけでなく幅広い素材に関する知識が必要になると言えます。

「絵画修復家」と「美術品修復家」の仕事の違い(給料面の考察)

「絵画修復家」の方が単純な仕事量は多いため働き口が多いと考えられます。

「美術品修復家」は博物館などが職場となり出張での仕事もありえます。

給与的には大きな差がないと考えられ年収200万円程度からスタートし500万円あたりまで上がっていくという形となります。

どちらかが明らかに年収が上ということはありません。

まとめ

「絵画修復家」「美術品修復家」は膨大な知識とそれを生かす器用さが必要な仕事という点で共通しており、工房や博物館、美術館などが職場となります。