「会計事務所スタッフ」と「経理職」の仕事の違いを分かりやすくお伝えします。
仕事探しのヒントにしてください。
「会計事務所スタッフ」とは?
会計事務所スタッフは、会計事務所にて税理士のサポートをする業務です。
顧客の税にまつわる書類を作成し、経理や会計の補佐をおこないます。
従業員のお給料の計算、経費の帳簿付け、伝票の片付けなど、依頼主である各企業をバックヤードから支える仕事です。
エクセルや会計ソフトに入力をおこない、細かな欄まで正確に仕分けしていきます。
また事務所を訪れた来客の対応や、電話の返答をすることもあります。
会計事務所の人が気持ちよく働けるように、身の回りの手助けをする大切な仕事です。
「経理職」とは?
経理職とは、企業の金庫番のような仕事です。
会社の収支の内訳を正しく管理して、記録していきます。
財務諸表の作成、売掛金や買掛金の管理、税の申告もおこないます。
現在の企業の資産を正確に記帳していく、会社の心臓部のような役目をしています。
経理職が出した数字を見て会社のトップは、その企業が儲かっているのかそうではないのか、現状を把握していきます。
企業の経営に大きく関わっている、とても偉大な仕事です。
「会計事務所スタッフ」と「経理職」の仕事の違い
どちらも決算や会計にまつわる、重要な仕事をおこないます。
大きな違いは会計事務所スタッフは法人や個人をクライアントとし、外から仕事を請け負っているという点です。
経理職が自社の経理部で働くのに対して、会計事務所スタッフは外部の顧客の仕事を請け負っています。
また会計事務所スタッフは、税理士補助と呼ばれることもあります。
税理士をめざす人がなる肩書きで、会計事務所で実務をつみながら経験をつんでいきます。
一方で経理職は企業に勤めながら、財務の処理をおこなっています。
決算期にあわせて書類をつくり、有価証券報告書の作成まで担っています。
経営陣に近いところで働けるので、広い教養が身につきます。
「会計事務所スタッフ」と「経理職」の仕事の違い(給料面の考察)
会計事務所スタッフの年収は、250万円から470万円くらいです。
勤め先の事務所の規模、そして正社員かアルバイトかによっても収入は変わってきます。
また経理職の年収は450万円から580万円くらいです。
年功序列となっていて、勤続年数が高い人ほど待遇が良くなっています。
年齢を重ねるほど、味がでてくる仕事です。
まとめ
「会計事務所スタッフ」と「経理職」の仕事の違いを分かりやすくお伝えしました。
会計事務所スタッフは、法人や個人の税務や会計補佐をおこないます。
そして経理職は、企業の収支を管理する仕事をしています。
仕事探しのヒントにしてください。
