「ご連絡ください」と「連絡ください」の言葉の違いとは?使い方や例文など分かりやすく解釈

「ご連絡ください」と「連絡ください」の言葉の違いとは? ビジネス用語【二語】

この記事では「ご連絡ください」「連絡ください」の違いを解説します。

「ご連絡ください」とは?

連絡を請求するという意味があり、それを丁寧にいった言葉です。

連絡には、気持ちや考え、情報などを伝えるという意味があります。

直接会って互いに知らせることもあれば、電話やメールなどを使用して知らせることもあります。

くださいは相手に何かを求める意味のある言葉で、「くれ」よりも丁寧な言い方です。

この言葉だけでは、何を知らせて欲しいのかわからないので、この前や後に知らせて欲しい事柄をつけ加えることがあります。

たとえば、迷子になった犬がいたとします。

家族は心当たりがある場所を探したり、知り合いに電話をかけて聞いたりしたのですが見つかりません。

そこで、貼り紙を作りました。

この貼り紙にはメールアドレスも記載しておきました。

メールアドレスを書いておけば、心当たりのある人が知らせをくれるかもしれません。

この場合だと、この犬を知っていれば知らせをして欲しいといった意味になります。

「連絡ください」とは?

連絡を請求するという意味です。

ここでいう連絡とは、気持ち、考え、情報などを伝えるという意味です。

直接会って伝えることもあれば、電話やメールなどで伝えることもあります。

何についての知らせなのかがこれだけではわからないので、この言葉の前や後に知らせて欲しい事柄をつけ加えることがあります。

たとえば、猫の里親を募集していたとします。

待っているだけでは里親募集をしていることを他の人たちに知ってもらうことはできないので、SNSを使って呼びかけをしました。

このSNSを見た人の中で、猫を飼いたいという人が現れるかもしれません。

その人とのやりとりができるように、里親募集の告知に自分のメールアドレスも記載しておきました。

それと一緒にこの言葉も書いておきます。

猫を飼いたい人がここに知らせをしてくるかもしれません。

この場合は、この言葉は里親になってくれる人はこのメールアドレスに知らせをくださいといった意味になります。


「ご連絡ください」と「連絡ください」の違い

2つの言葉の意味は同じで、連絡を請求することを指しています。

相手に対して連絡を強く求めている意味で、丁寧に言っています。

また、自分が連絡をするのではなく、相手にしてもらうことを指しています。

2つの言葉の違いは丁寧さで、「ご」をつけた方がより丁寧です。

「ご連絡ください」の例文

・『こちらにご連絡ください』
・『いつでもご連絡ください』
・『知っている人はご連絡ください』
・『ご連絡くださいという掲示を見た』

「連絡ください」の例文

・『連絡くださいと友人からいわれた』
・『電話で連絡ください』
・『すぐにでも連絡ください』
・『心配なので連絡ください』

まとめ

どちらも相手に連絡を強く求めるという意味のある言葉です。

違いは丁寧さで「ご」をつけた方が丁寧になります。