この記事では「自己pr」と「ガクチカ」の違いについて説明していきます。
「自己pr」とは?
自分がどんな人間であるか、主に優れている点を伝えていくことで、経歴、性格などの紹介も行われます。
ビジネスの場では前職、学生時代、場合によってはアルバイト、受賞歴などもprポイントとして機能します。
入社面接においてが最も多く使われるシーンということができます。
学校の面接でも自己prが必要な場合はあり、経歴が短い性質から、学業の中で得てきたことなどを中心に語る必要があるのが特徴となります。
会社の自己prという概念もあり、ホームページのトップページや企業理念、企業沿革などがそれにあたります。
製品に関しては自己と言い難い部分はありますがホームページは自己pr的ではあります。
「ガクチカ」とは?
「学生時代力を入れていたこと」の略語でサークル活動やゼミ、生徒会やクラブ活動、アルバイト、趣味などが挙げられることが多いと言えるでしょう。
新卒の面接において問われることが多いといえますが、一定年数勤めた上での転職となった場合はそれほど重視されない言葉となります。
言葉としては学生時代となっていますが、小学校時代は中学の面接以降はまず使われずという流れで、ビジネスの場においては何らかの大会で優勝したというような経験、かなりハイレベルな資格を得たというケース以外は小学校時代はガクチカとして語ることはないと言えるでしょう。
高卒で面接では高校で力を入れていたこと、大卒では主に大学で力を入れていたことということになるでしょう。
専門学校の場合学校の内容そのものがガクチカと言える部分があり、その中で特別な部分があるとより印象的にはなります。
「自己pr」と「ガクチカ」の違い
自己prは自己紹介に近い概念で、自分の経歴や性格、優れている点や得意なところを話していくものなのに対し、ガクチカは学生時代に力を入れていたことを語るということになりますともに面接で使われるものですが、言葉としてガクチカは直接「ガクチカはどうだったの」というような使い方はしません。
就職活動のコミュニティなどで使われる言葉と言えます。
なお、人以外でも会自己prという概念はあり、会社でも自己prの概念はありますが、会社は学校に行くという概念はないためガクチカはありえません。
マンガのキャラクターやvチューバーなど架空のキャラクターでも自己prやガクチカは可能であるといえます。
まとめ
「自己pr」と「ガクチカ」は自己prの中の学生時代力を入れていたことをガクチカということができるため、ガクチカは自己prの一部とみなすことはできます。
なお、一定年数勤めた上での転職活動などではガクチカをあまり紹介する必要がなくなります。