「ショコラティエ」と「パティシエ」の違いとは?職業や仕事(ビジネス)を分かりやすく解釈

「ショコラティエ 」と「パティシエ」の違い 職業の違い

「ショコラティエ」「パティシエ」の違いについての解説です。

「ショコラティエ」とは?

「ショコラティエ」は、フランス語でチョコレートを作り上げる職人を意味しチョコレートを含んだお菓子職人のことです。

なので、原則、「ショコラティエ」が作り上げる食べ物はお菓子でかつチョコレートが配合されていないとなりません。

「ショコラティエ」の業務内容

「ショコラティエ」は、チョコレート菓子を作り上げることが業務内容で、自分でお店をもってチョコレートのお菓子を作り上げ販売することが業務です。

もしくは、第3者に職人という形で雇われ、チョコレートのお菓子を作り上げることが業務になります。


「パティシエ」とは?

「パティシエ」は、お菓子職人のことで洋菓子であれ和菓子であれ、手作りでお菓子を作り上げれば、「パティシエ」になります。

なお、この言葉はフランス語でお菓子職人を意味します。

ちなみに、職人になりますので、「パティシエ」は、工場で生産するお菓子のように大量生産を得意とするものではなく、手作りにてお菓子を提供しますので、工場で生産するようになると、残念ながら、「パティシエ」が作り上げたお菓子という事情は不成立になるのであくまで、工場生産品については、「パティシエ」は名義貸しにてお菓子職人が監修したとしか言えません。

「パティシエ」の業務内容

「パティシエ」の業務はお菓子を作り上げることで、どのような材料を含んでいてもお菓子であればそれでよいというのが「パティシエ」です。

なのでチョコレートを含んでいようが、野菜を含んでいようとお菓子だと言えるものであれば、「パティシエ」になります。

なお、洋菓子のみを作り出す職人を「パティシエ」と呼んでいたのですが、現在では、和菓子も、「パティシエ」に該当する職業です。

「ショコラティエ」と「パティシエ」の仕事の違い

両者の違いは、お菓子を作り出す際、チョコレートを絶対に含むお菓子を作り出すことを職業としているか、チョコレートに縛られず、お菓子を作るかです。

「ショコラティエ」はチョコレートを絶対に含むお菓子を作るという縛りがあり、「パティシエ」はチョコを含むという縛りがありません。

まとめ

「ショコラティエ」についてはチョコレート菓子職人というものを資格化する際に生まれたもので、「パティシエ」というお菓子職人の延長です。

つまり、元々お菓子職人がポピュラーな資格だったんですが、チョコレートが人気になるとチョコを使用したお菓子のみを追求していく職人が欲しいとなり生まれたのが、「ショコラティエ」という職業と資格になります。

よって、両者は一応お菓子作りのプロの資格になり、職業でもあるのです。