「cadオペレーター」と「設計補助」の違いについての解説です。
「cadオペレーター」とは?
「cadオぺレーター」は、設計技師がいて、その技師が作ってほしいというものをcadというソフトを使用して設計図を作り上げる職業になります。
なので、作り出すものについての専門知識がなくとも成立し、要は、設計ソフトを扱うことができれば、「cadオペレーター」になるのです。
「cadオペレーター」の業務内容
「cadオペレーター」の業務内容ですが、設計技師が注文をしてくる設計図を作り出すのが業務内容です。
そのうえで、設計技師の知識や資格があるのであれば、自分の望むものを「cad」を用いて作り出すことができるのでエンジニアの資格があるのであれば、自分でソフトウェアを使用して設計図を作り出すことが可能で、第3者に設計図の製造を委託しなくともよいです。
「設計補助」とは?
「設計補助」は、設計図を作り出すことの補助のほか、設計図を基にプロトタイプの試作品を作り出す補助を行う人物のことです。
あくまで補助になるので、自分から設計図を制作したり、プロトタイプを作り出すことはありません。
つまり、設計者と協力してお仕事に抵触するのが「設計補助」です。
「設計補助」の業務内容
「設計補助」は、設計者を補助して設計者が業務を遂行できるようにお手伝いをするのが役割です。
なので、自分から設計図を制作したり、プロトタイプの試作品を作り出すことは行わず、元々の設計者と協力して設計を行い、最終的にプロトタイプの試作品を改良していき、正規品を作り出します。
「cadオペレーター」と「設計補助」の仕事の違い
両者の違いは、精密な設計図をソフトウェアを使用して作り出すだけか、製品と言えるものを作り出すまでを業務とするかです。
「cadオペレーター」は、設計図のみを作りますが、「設計補助」は、補助ではありますが、設計図の作成から製品と言える完成品までの制作を補助します。
まとめ
「cadオペレーター」と「設計補助」は、両者とも、元々、設計技師という人物がいてその人物の補助をすることが最大の役割です。
よって、設計技師が、精密な設計図を作成するcadを扱えるのであれば、「cadオペレーター」は必要ありません。
「設計補助」の場合、ソフトウェアで設計図を制作する際、設計技師を補助しつつ制作し、かつ、プロトタイプを作り最終的には製品と言える個体を作り出すので設計図だけを作り出したらお仕事が終了というわけではありません。
なので、「設計補助」は、実際に作り上げるという作業も担うので設計図作りだけができればそれでよしというわけではありません。
