「預からせて頂きます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「預からせて頂きます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「預からせて頂きます」という言葉について説明していきます。

「預からせて頂きます」とは?

預かりますという意味ではあるのですが、学校に関係ないものを持ってきた時に「預からせて頂きます」と使うケースや携帯電話禁止の場所で「携帯電話を預からせて頂きます」というような罰則的な意味を含んだ使われ方をするため、ビジネスや日常ではやや使いにくい言葉となっており、「お預かりいたします」としたほうが使いやすい言葉であると言えます。

「預からせて頂きます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

データや鍵などにおいて「預からせて頂きます」という使い方は可能で、仕事の引き継ぎなどで使うことはありえます。

接客においては「お預かりいたします」の方が使いやすいとは言え、「荷物をお預かりいたします」のようなホテルでの接客などの使い方として挙げられます。

接客において必要事項を記入した書類などを預からせて頂きますという使い方はあります。


「預からせて頂きます」を使った例文

・『前回のデータを預からせて頂きます』
仕事を引き継ぐという際の使い方です。

この場合物理的にUSBメモリなどを受け渡すという形か、パスワードを渡すなどが考えられます。

・『それでは一旦お車を預からせて頂きます』
自動車修理、点検または一旦移動させてもらうという使い方です。

修理や点検の場合は返す時間を伝えられるのが理想ではあります。

・『これは預からせて頂きます』
学校に持ってきてはいけないものを持ってきたため咎められるという例文です。

この使用例がかなり多いとも言えます。

「預からせて頂きます」の類語や敬語での言いかえ

「お預かりします」はそのままの類語で、ホテルなどの案内で荷物を持つ場合は「お持ちいたします」も類語になります。

「預からせて頂きます」の類似表現

学校において違反のものを持ってきた場合「没収します」でも類語となりえます。

一般的には「お預かりいたします」も類語と言えるでしょう。

「預からせて頂きます」の敬語表現

預からせて頂きますという言葉自体敬語となっています。

「お預かりいたします」も敬語として使うことが可能です。

「預からせて頂きます」の返答や返信例

罰則的な使い方では「わかりました」と答えるのが一般的、引き継ぎなどでは「お願いいたします」と答えるのが一般的、荷物を持ってもらう場合は「ありがとうございます」と答えるようにシチュエーションによって返答が異なります。

まとめ

預からせて頂きますという言葉は罰則で使うケースから引き継ぎで使うケースなど幅広い言葉で、「お預かりいたします」で、罰則以外の大体のシーンで言いかえが出来る言葉ではあります。