「レスキュー隊員」と「救急救命士」の違いについての解説です。
「レスキュー隊員」とは?
「レスキュー隊員」は、火災のような災害が起きた際、その場にとどまっている方々の救助を主としており、一応緊急の救命活動を心得ていて処置を施すことが可能な人物たちです。
例を挙げますと、消防署は、「レスキュー隊員」の一つで火災に関するエキスパートでありつつ、火災により意識を失った人物や心配が停止した人物の蘇生までを行うエキスパートになります。
「レスキュー隊員」の業務内容
「レスキュー隊員」の業務内容は、所属する場所で異なり、消防署であれば、火災を消すことと火災によって取り残された人物の救助が主で、蘇生も救助活動の一つです。
他にも水難救助を行うのも「レスキュー隊員」でこちらは警察や消防署が対応します。
「レスキュー隊員」はあくまで救助が主であるとするとよいでしょう。
「救急救命士」とは?
「救急救命士」は、命を救うために活動する人物たちですが、救助を行う人物ではありません。
よって、「レスキュー隊員」が危険な場所に入り、中にいる人を救い出し、その人物たちを治療したり蘇生するのが「救急救命士」です。
なお「救急救命士」は、国家試験で救急救命士の資格を貰ったのちに、実は、消防士としての資格も必要になるので、実質、「レスキュー隊員」になれるかもしれない資格も実は持ちます。
つまり、消防士側でスキルを磨くため、実質消防士枠で救命処置の身を行う部署に配属すると考えるとよいでしょう。
「救急救命士」の業務内容
「救急救命士」の業務内容は、命を救うことで、応急処置を施し、患者となる人物を病院のような医療施設に送り届けることです。
なお、この業務は消防署が担うので、消防署で別枠で、命のみを応急処置にて救う部署に配属され業務を遂行します。
「レスキュー隊員」と「救急救命士」の仕事の違い
両者の違いは、危険な場所に立ち入り、救助をしたうえで蘇生までを行うか、要請を受け応急処置を施し、病院に送り届けるかです。
「レスキュー隊員」は危険なことろに立ち入り救助が主、「救急救命士」は、蘇生や応急処置が主になります。
まとめ
「レスキュー隊員」と「救急救命士」は実は消防署が担うのでどちらの試験を受けるかによって、危険な場所に立ち入り人を救助するか、救命活動を行うかに分かれます。
よって、「レスキュー隊員」は消防官の試験に突破した者であり、「救急救命士」は、救命士の資格を持ったうえで、消防官の試験を突破しないとならないため、「救急救命士」側は、「レスキュー隊員」に鞍替えをしようと思えば一応鞍替えは可能です。
ただ、レスキュー隊員になるのは、消防官として働いたうえで、試験を受けないといけないので、結局は、どちらも難易度は高いのでこっちが受からなかったからこっちは可能だろうという甘い考えでは、「レスキュー隊員」や、「救急救命士」には受からないでしょう。