「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」はどう違うのでしょうか。
今回は、「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」の仕事を紹介します。
「レコーディングエンジニア」とは?
「レコーディングエンジニア」とは、「レコーディングスタジオで音楽のレコーディングを担当する技術職」です。
ボーカルや楽器演奏を機材で録音し楽曲として完成させるのが「レコーディングエンジニア」の仕事です。
レコーディングスタジオでの作業というのは実際の演奏とは異なり各パートが個別に歌ったり演奏したりして録音を行い、収録したそれらの音をひとつにまとめ上げて楽曲が完成します。
レコーディングにおける録音作業と録音素材をまとめあげて楽曲をつくり上げる役割を担う技術者が「レコーディングエンジニア」です。
「レコーディングエンジニア」は音をひとつにまとめるだけでなくパートごとのバランスを調整したり音色を合わせたりといった「ミキシング」も担当します。
音の調整役である「レコーディングエンジニア」は楽曲の完成度を左右する重要な仕事です。
「マスタリングエンジニア」とは?
「マスタリングエンジニア」とは、「音楽作品の採集完成型に中るマスターテープを作成する技術職」です。
レコーディングで収録された歌や曲をひとつにまとめ上げ楽曲が完成してもまだ音楽作品は終わりません。
完成した楽曲を実際に出荷できるようにするにはCDや配信として複製する大元の素材が必要です。
音楽作品において複製の大元となる素材を「マスターテープ」といいます。
この最終形って医系であるマスターテープを作成するのが「マスタリングエンジニア」です。
複数の楽曲をまとめてアルバムにする作業も「マスタリングエンジニア」の仕事です。
「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」の仕事の違い
楽曲を録音するのが「レコーディングエンジニア」、録音された楽曲を発売できる形に仕上げるのが「マスタリングエンジニア」です。
「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」の仕事の違い(給料面の考察)
「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」はどちらも専門知識と技術が求められる技術職です。
レコーディングには無くてはならない仕事ですが一般的にはレコーディングスタジオやレコード会社の社員として雇用されている人が多く、給料は会社員と大差ありません。
「レコーディングエンジニア」は楽曲の品質に強く影響することから優秀な人は争奪戦になりフリーで活躍する人もいます。
平均年収は350~1000万円と技術力と働き方で違いが出ます。
「マスタリングエンジニア」の平均年収は300~600万円程度です。
まとめ
機材が発達しだれでも本格的な音楽録音ができるようになったこともあり「レコーディングエンジニア」と「マスタリングエンジニア」の需要は減りつつあります。
金銭面で魅力的とはいえませんが音楽好きならやりがいのある仕事です。