この記事では「以下の通り変更させていただきました」について解説をします。
「以下の通り変更させていただきました」とは?意味
下に書いてある通りに変えました、という意味です。
「以下」は、これよりも後に伝えることをいいます。
「通り」は、「予想通り」のような使い方をするもので、そのままという意味です。
「変更」は、決まっていた事柄を変えることです。
今の状態や予定をしていた事柄を変えることをいいます。
「させていただき」は、相手の許しを求めて、ある行為を遠慮しながら行う意を表します。
相手に敬意を示す表現です。
「まし」は敬意を表す「ます」のことです。
「た」は動作や作用が過去に行われた意や完了した意を表します。
「以下の通り変更させていただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、決まっていた事柄を変えたときにお知らせをするために用います。
この後に変わった事柄が伝えられます。
たとえば、営業時間が変わったことを知らせるときに用います。
これまでは、平日は10時から21時まで営業をしていたのですが、10時から20時までの営業に変わりました。
営業時間が変わったことを知らせないと、営業時間外に客が店を訪れてしまう可能性があります。
せっかく来てくれたのに店が開いていないと客に残念な思いをさせます。
こういったことのないように、営業時間が変わったなら知らせをしておく必要があります。
その知らせをする際に用いることができます。
営業時間の変更以外にも、商品名の変更、価格の変更など、決まっていた事柄が変わったときに用いることが可能です。
「ました」と過去・完了の形になっているので、すでに変更はされています。
これから変更する予定ならば、「ます」という表現をします。
「以下の通り変更させていただきました」を使った例文
・『営業時間を以下の通り変更させていただきました』
「以下の通り変更させていただきました」の返答や返信例
この後に変更になった事柄が伝えられているので、その内容を確認してください。
多くの人へのお知らせとして伝えていることが多く、返答をする必要はありません。
すでに何かは変わっています。
これまでとは違ったふうになっているので、間違えないようにしてください。
変更内容について疑問点があれば、この言葉を伝えている人に尋ねてみるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は何かが変わったと知らせるものです。
「ました」と過去・完了の形になっているので、すでにある事柄は変わっています。
変わってから伝えると対応に戸惑ってしまう人もいるので、できれば変わる前に伝えておきましょう。
変更前に余裕を持って知らせると、他の人たちが対応しやすくなります。