「以上になります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「以上になります」とは? ビジネス用語【一語】

「以上になります」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「以上になります」とは?

「以上になります」とは、「言うべき内容はこれだけであること」を意味している敬語のビジネス用語です。

「以上になります」という言い回しは、「伝えたい事柄が今までに述べてきたことで全部であること」を意味しています。

ビジネス文書の定型的な形式としては、「記」と書いてその後に「伝えたい内容」を箇条書きするなどして、「以上になります」と書くことになります。

「以上になります」の言葉は、「以上になる」の丁寧語の敬語表現に当たります。

「以上になります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「以上になります」は、「伝えたいことや言いたいことはそれだけです」といった意味合いで使う使い方になります。

正式なビジネスメールやビジネス文書では、「記」と明記した後に「伝えたい項目・内容(事項)」を箇条書きなどで書き連ねてから、「以上・以上になります」と書く使い方になります。

使うときの注意点は、「以上になりますは言い捨てるような印象を相手に与えてしまう恐れがある」ので、目上の相手や正式なビジネス文書では使わないほうが良いということです。


「以上になります」を使った例文

・『記 ○○ △△ □□……(伝えたい内容を全て書き込む) 以上になります』
・『以上になりますので、ご対応をよろしくお願いいたします』
・『以上になりますが、ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください』

「以上になります」の類語での言いかえ

「以上になります」の類語での言いかえを紹介します。

「以上になります」の類似表現

・『以上となります』
・『以上です』
・『ここまでです』
・『言いたいこと(伝えたいこと)はそれだけです』
「以上になります」とほぼ同じ意味を持っている類似表現として、「以上となります・以上です」があります。

「伝えたい事項は、ここまで書いてきたことで全てである」という意味のニュアンスを強調したいときには、「ここまでです・ここまでで終わりです」といった類語を使うこともできます。

直接的で説明的な類似表現としては、「言いたいこと(伝えたいこと)はそれだけです」で言い換えることも可能です。

「以上になります」の英語表現

・『That’s all』
・『That’s about it』
・『That concludes〜』
・『Thank you very much』
「以上になります」をもっとも一般的な英語表現にすると、“That’s all”(それで全てです)や“That’s about it”(まさにそれです)になります。

また“That concludes〜”の英文で、「以上で終わりです」といった意味のニュアンスを示せます。

シンプルに“Thank you very much”(ありがとうございました。

以上です)の言い方もできます。

まとめ

「以上になります」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「以上になります」の意味・使い方・例文・類語・英語を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。