この記事では「届くかと思います」について解説をします。
「届くかと思います」とは?意味
荷物や情報が着くはずだ、という意味です。
「届く」には、送ったものが目的の場所に着くという意味があります。
「か」は推定する意を表します。
「思います」は、話し手がそう考えているという意味です。
「ます」は敬意を表す語です。
「届くかと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ものが取引先などのところに着くであろうとき、あるいは話し手のところに着くであろうときに用います。
誰が送ったもので、誰が受け取るのか、この言葉だけではわかりません。
話し手から取引先に何かを送って、それがいつごろ届くのか取引先から尋ねられたとします。
発送から到着までの日数はおおよそわかっているので、荷物が届くであろう日は予想できます。
そういったときに「○月○日頃に届くかと思います」という使い方をします。
取引先から話し手の方にあるものが送られてくる予定です。
まだそのものは届いておらず、上司が部下に「いつごろ届くか」と尋ねたとします。
そういったときに「今日中には届くかと思います」といった使い方をします。
「思います」なので、断定をしているのではありません。
届く日がはっきりしているなら、「届きます」という言い方をします。
「思います」では、どうなのかはっきりせず、荷物を受け取る方が困ってしまうことがあります。
断定をする言い方ならば、その日に届くことが確実だと思われるので、荷物を受け取る側はそのための準備をしておくことでしょう。
「届くかと思います」を使った例文
・『今週中には届くかと思います』
「届くかと思います」の返答や返信例
「いつ届きますか」と尋ねて、「この日に到着するはず」と答えてくれたときは、「わかりました」の意を伝えるとよいでしょう。
おそらく、伝えてくれた日にあるものが届きます。
届く日がわかったら、そのものを確実に受け取れるようにしましょう。
再配達の必要がないようにします。
届いたときには連絡をします。
連絡をすれば「無事に届いた」と安心してもらえます。
また、送ってくれたことへお礼を述べるためにも連絡が必要です。
まとめ
この言葉は、たぶんこの日に届くだろうということを伝えるために用いるものです。
送ったのが話し手の場合も、取引先など別の人の場合も使うことができます。