「大変驚いております」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「大変驚いております」とは?
はじめに「大変驚いております」の意味を解説していきます。
「大変」は「とても」と同じ意味を持つ強調表現です。
これは丁寧な表現を用いる場合の強調表現として、もっともスタンダードな言葉のひとつと言えるでしょう。
この言葉を使用する場面は、自分より目上の相手から、驚きに値する内容の情報を得た時です。
情報は会話で聞いても、メールなどの活字で得たものでも構わずに使用できます。
「大変驚いております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「大変驚いております」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが上司から新しい契約の話を聞いたとします。
しかし、その取引先は、過去に大失敗して出入り禁止になっていた相手でした。
そのような時には「大変驚いております」と上司に述べるとよいでしょう。
このように表現することで、二度と契約できないと思っていた相手と契約できたこと、その事実に対する自分の驚きを、相手に伝達できていると言えます。
この言葉を使う場合の注意点は、口語表現に近い言葉だということです。
ビジネス会話のテクニックとしては「ただただ驚愕しております」などの、より表現力の高い手段もあるので、状況に応じて選択することをおすすめします。
「大変驚いております」を使った例文
ここでは「大変驚いております」を使った例文を挙げていきます。
例文のように語尾を変化させることで、若干印象を変化させられます。
状況に応じて、柔軟い使い分けるとよいでしょう。
・『その件については、大変驚いております』
・『昨日の事件には、大変驚いています』
・『今朝の連絡に、大変驚いているのです』
「大変驚いております」の類語や敬語での言いかえ
それでは「大変驚いております」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「大変驚いております」の類似表現
まず「大変驚いております」の類似表現について解説します。
「大変」は「とても」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「大変驚いております」の敬語表現
つぎに「大変驚いております」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「大変な驚きでございます」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「大変驚いております」は、自分の驚きを相手に伝達できる言葉です。
かなり素直な表現でもあるため、ビジネス会話で使用する場合は、より表現力の高い手段も検討するとよいでしょう。