この記事では「唐突なお願いで」について解説をします。
「唐突なお願いで」とは?意味
突然に請い求めてという意味です。
急ぎの用事をお願いするときのクッション言葉になります。
「唐突」には突然という意味があります。
予期しないことが急に起こるさまです。
たとえば、先ほどまでゲームをしていた部屋の汚い子どもが、「今日から部屋のものを処分する」とゲームとはまったく関係ない事柄を言ったとします。
このような発言を家族は予期していません。
このさまを唐突といいます。
「お願い」は「願い」に「お」をつけて丁寧にした言葉です。
「唐突なお願いで」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
急ぎの用事をお願いしたいときに使用をします。
予期せずに頼まれ事をされても、相手は困ってしまうことでしょう。
相手にもやるべき仕事があり、予定を立てて物事を進めています。
突然に仕事を頼まれては、予定が狂ってしまいます。
「唐突なお願い」は、たいていすぐにでも解決が求められるものです。
いきなりお願いをされたとしても、それを完了するまでの期間がだいぶあるようなら、ゆとりを持って作業をすることができます。
しかし、すぐにでも解決しなければならない事柄は、今すぐにでも手をつけなければなりません。
ただでさえ相手は忙しいのに、急なお願いをされるとさらに忙しくなってしまいます。
つまり、相手に迷惑をかけるのです。
そのため、この言葉の後には「申し訳ありませんが」など、お詫びの言葉を添えます。
そして、「お送りいただくことは可能でしょうか」などのお願いの言葉が続きます。
「お願いします」とするよりも、疑問形で「可能でしょうか」とした方が遠慮している印象があります。
その方が押しつけがましくありません。
急なお願いの場合、いつまでに作業を完了させて欲しいと期日があるはずです。
お願いをする際には、その期日をはっきりと述べるようにします。
お願いの内容も具体的に述べます。
「唐突なお願いで」を使った例文
・『唐突なお願いで申し訳ありませんが、アンケートにお答えいただけますでしょうか』
「唐突なお願いで」の返答や返信例
突然のお願いなので、お願いを受け入れられないことがあると思います。
その場合は丁寧にお断りの言葉を伝えます。
引き受けられる場合には、可能であることを伝えます。
期日までに頼まれたことを完了させるようにします。
突然のことであっても、期日は守らなければなりません。
まとめ
急なお願いをするときに用いる言葉です。
相手に無理をさせてしまうので、お詫びの言葉を添え、お願いの言葉は丁寧にします。
相手から快い返事をもらうためには、言葉の使い方が大切です。