「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」とは?
これは、自分を大切にしてほしいと祈る場面で使用される言葉です。
「ご自愛ください」は尊敬語になっています。
ここでは「くれ」を意味する尊敬語「ください」が用いられているのです。
また、これは「自分を大切にしてくれ」という意味を持ちます。
ここでは語尾に婉曲表現の「ますよう」を組み合わせて、丁寧な印象を生み出しているのです。
なお、「お祈り申し上げます」は謙譲語になっています。
これらのことから、この言葉が自分を大切にしてほしいと祈る場面で使用されるものであると分かるのです。
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、昔お世話になった人に手紙を書いたとします。
その人物は高齢のため、身体を大切にしてほしい気持ちを、相手に伝える事にしたのです。
このような状況で、「どうかご自愛くださいますようお祈り申し上げます」と書くとよいでしょう。
これによって、身体を大事にしてほしいと祈る気持ちを、相手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お祈り申し上げます」の表現方法に注意するべきです。
これは「祈念申し上げます」などに置き換えて使用できます。
同じような意味でも、少し印象の違うものにできるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に加える言葉を工夫すれば、それぞれ違う印象の表現を作り出せるのです。
・『どうかご自愛くださいますようお祈り申し上げます』
・『何卒ご自愛くださいますようお祈り申し上げます』
・『ご無理なさらずご自愛くださいますようお祈り申し上げます』
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」の類似表現
これの類似表現として、「ご自愛くださいますよう祈念申し上げます」が挙げられます。
「お祈り」と「祈念」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「ご自愛くださいますようお祈り申し上げます」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「ご自愛くださいますようお祈りいたします」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、自分を大切にしてほしいと祈る場面で、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
