この記事では「年頭のご挨拶は遠慮させていただきました」について解説をします。
「年頭のご挨拶は遠慮させていただきました」とは?意味
年のはじめの挨拶は控えさせてもらいました、という意味です。
「年頭」は、年のはじめという意味です。
新しい年がはじまった最初のころを指します。
「ご挨拶」は「あいさつ」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。
「ご」は、他人に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ相手を敬います。
この場合は、話し手が挨拶をすることを、相手を敬った言い方にしています。
「させていただき」は「させていただく」のことで、相手に許しを求めて行動する意を込めて、相手に敬意を表す言い方です。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了の意を表す「た」をつなげています。
「年頭のご挨拶は遠慮させていただきました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、新しい年がはじまったころに使用をします。
新年には、他社をまわっしたり、年賀状を送ったりして、挨拶をする機会があるはずです。
挨拶をして、今年もよろしくという意を伝えます。
しかし、不幸があったなど何らかの理由で、挨拶をしないことがあります。
なぜ挨拶をしてこないのかわからないと、挨拶を受けなかった方は疑問に思います。
場合によっては失礼にもなります。
そのため、挨拶をしなかった場合は、その理由を伝えた方がよいでしょう。
この言葉は、年のはじめに挨拶をせず、その理由を伝えるときに使用をします。
なぜ挨拶をしなかったのかが、この言葉の前に述べられます。
「させていただきました」と過去や完了の意を表す「た」を使用しているので、すでに本来なら挨拶をすべき時期を過ぎています。
つまり、新しい年にすでになっており、しばらく経っているということです。
「年頭のご挨拶は遠慮させていただきました」を使った例文
・『○○のため年頭のご挨拶は遠慮させていただきました』
「年頭のご挨拶は遠慮させていただきました」の返答や返信例
何らかの事情があり、挨拶をしてこなかったようです。
その理由にもよりますが、不幸などがあった場合には、相手を気遣う言葉をかけるようにします。
挨拶をしてこなかったことを失礼だと思うかもしれませんが、相手の事情を考えましょう。
こちらのことを避けて挨拶をしなかったわけではありません。
これからも去年と同じように付き合っていきましょう。
まとめ
この言葉は、年のはじめころに使用をします。
新しい年になったときには、挨拶をすることが一般的です。
しかし、事情があってできないこともあります。
そのようなときに使用する言葉です。
