「従事しておりました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「従事しておりました」とは？
これは、仕事に携わっていたことを言い表した言葉です。
「従事」は「事に従う」という言葉が熟語になったものです。
これは「仕事などに携わること」の意味で、使用される言葉になっています。
また、これは名詞のため、行為を表す場合は「従事する」という形にします。
ここでは「する」を「している」に言い換えて、現在進行形にしています。
これを謙譲語に言い換えて、過去形にしたのが「しておりました」という言葉なのです。
これらのことから、「従事しておりました」が、仕事に携わっていたことを言い表した言葉であると分かるのです。
「従事しておりました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、ある仕事の経験があるかを、上司から聞かれたとします。
そしてその仕事は、昨年まで担当していた内容だったのです。
このような状況で、「昨年までは従事しておりました」と言うとよいでしょう。
これによって、仕事に携わっていたということを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「従事しておりました」の表現方法に注意するべきです。
これは「従事していました」とすると、謙譲語を使わない形にできます。
このように、同じような意味でも複数の手段で表現できる事が分かるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「従事しておりました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然で分かりやすい使い方ができるようになるのです。
・『こちらの業務に、従事しておりました』
・『昨年までは、私も従事しておりました』
・『この件には、皆が従事しておりました』
「従事しておりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「従事しておりました」の類似表現
これの類似表現として、「携わっておりました」が挙げられます。
「従事する」と「携わる」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「従事しておりました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「従事していました」に言い換える事が可能です。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなり、丁寧語のみを使った表現になります。
まとめ
このように、仕事に携わっていたことを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
