「一旦ペンディングとさせていただき」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「一旦ペンディングとさせていただき」とは?
これは、暫定的に保留にさせてもらうような場面で使用できる言葉です。
「一旦」は、「暫定的に」のような意味合いで使用できます。
これは、「確定でないこと」や「最終結論ではないこと」を表現できる言葉です。
また、「ペンディング」は英語の「Pending」のことです。
これは「Pend」の現在進行形、もしくは名詞化されたものです。
そして「Pend」は「未解決のままである」や「保留している」を表す言葉なのです。
なお、ここでは「ペンディングさせていただき」とすることで、謙譲語を使った表現にしているのです。
「一旦ペンディングとさせていただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある会議に参加していたとします。
しかし、ある事案について結論が出ずに、議論が前に進まないのでした。
このような場合には、「この件に関しましては、一旦ペンディングとさせていただきたいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、一時的に保留とさせてもらうことを、上手に言いかえて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「ペンディングとさせていただく」の使い方に注意しましょう。
これは、冗長な印象を与える表現でもあります。
「ペンディングいたす」のように、直接的な表現で言い表す事もできるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現方法を選ぶようにするとよいでしょう。
「一旦ペンディングとさせていただき」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾を加えて文末を完成させると、自然な使い方ができるのです。
・『一旦ペンディングとさせていただきました』
・『一旦ペンディングとさせていただきたいと思います』
・『一旦ペンディングとさせていただき、改めて議論させてください』
「一旦ペンディングとさせていただき」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「一旦ペンディングとさせていただき」の類似表現
この言葉の類似表現には、「一旦保留とさせていただき」があります。
「ペンディング」と「保留」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「一旦ペンディングとさせていただき」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「一旦ペンディングといたしまして」のように言いかえできます。
まとめ
このように「一旦ペンディングとさせていただき」は、暫定的に保留にさせてもらうような場面で使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。