この記事では「拝読するのが楽しみです」という言葉について説明していきます。
「拝読するのが楽しみです」とは?
目上の人に対して使う言葉で、目上の人が書いたものを読むのが楽しみであるという意味になります。
この言葉を使う場合目上の人が書いたものを読むということを予告していることになります。
「いつになるかわからないけど詩集を出版するのが夢でね」と目上の人が言った場合にも使え、この場合出版こそ確定的ではないものの出版されたら読むということに関しては確定的と言えます。
突然目上の人に対して「拝読するのが楽しみです」ということはありません。
「拝読するのが楽しみです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
定期的かつ業務での用途が強い社内文書であれば使うわなくても問題ない言葉ですが、不定期的な要素、論文などが初めて掲載されるというケースでは使える状況と言えます。
どちらかと言うとその目上の人の趣味が生かされた形で文書になるというケースに対して使うことが多い言葉ではあり、日報などで使うことはまずありません。
電子メールで使うことは出来ますが、拝読するのが楽しみですという言葉の楽しみにしているそのものに関して電子メールを使うとなると添付ファイルで送るようなメール形式では送りきれないものであるということが多くなるでしょう。
ファクシミリでは使いにくい言葉です。
「拝読するのが楽しみです」を使った例文
・『A…とうとう次の社内報に私のインタビューが掲載されることになったよ。 B…拝読するのが楽しみです。』
社内報を使った例文です。
インタビューの部分は研究成果であっても拝読するのが楽しみですと答えることは可能です。
・『A…ここ30年に撮影した山の写真を本にまとめたよ。 B…拝読するのが楽しみです。』
趣味に対しての使用例で自費出版などの出版スタイルは拝読という言葉に対して制限は特にありません。
・『A…新聞に私の川柳が掲載されたらしい B…拝読するのが楽しみです』
本来であれば新聞名など細かく伝えますが、川柳そのものを伝えるかは別で、新聞に乗ったスタイルで見てほしいという気持ちがあることもあります。
「拝読するのが楽しみです」の類語や敬語での言いかえ
「拝読するのを楽しみにさせていただきます」というより丁寧な言葉もあります。
「楽しみです」でも伝わらないことはないでしょう。
「拝読するのが楽しみです」の類似表現
読む 拝読する、楽しみという意味があれば類似とは言えますが「拝読するのを心待ちにしています」などそう種類が多くないのも確かです。
「拝読するのが楽しみです」の敬語表現
「拝読させていただくのを心から楽しみにしております」 など多少敬語表現の余地はありますがもともと敬語です。
「拝読するのが楽しみです」の返答や返信例
ありがとうと答えるか、その出版物のエピソードなど話しても良いでしょう。
まとめ
「拝読するのが楽しみです」という言葉は会話の往復がないと使えない言葉でシチュエーションが限定されています。
目上の人が本や発行物に関わらない限り使うことはありません。