「身を案じております」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「身を案じております」とは?
これは、身体を心配しているような様子を言い表した言葉です。
これは自分にも相手にも使えます。
「自分の身を案じております」や「あなたの身を案じております」のように使用できるのです。
また、ここでの「身」は「身体」のことを示します。
これを広く解釈して、「立場」などの意味でも使用されるのです。
また、「案じている」は「案じる」の現在進行形になっています。
これを「案じております」にすれば謙譲語と丁寧語を使った形になります。
そして「案じる」とは「心配する」と同じ意味を持つ言葉なのです。
これらのことから、「身を案じております」が、身体を心配しているような様子を言い表した言葉であると分かるのです。
「身を案じております」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
この言葉をビジネスで用いる際には、どのような活用方法になるでしょう。
たとえば、仕事で大きく失敗したとします。
そのため、自分の立場が危ういものになったことを感じていたのでした。
このような状況で、「このような事態になり、自分の身を案じております」と言うとよいでしょう。
これによって、自分の立場を心配するような様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「身を案じております」の表現方法に注意するべきです。
これは「身を案じています」とすれば、謙譲語を使わない形にできます。
また、「身を心配しております」や「身を不安に思っております」などの類似表現で代替する事もできるのです。
このように、同じような意味でも複数の表現手段が存在しています。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「身を案じております」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に説明などを付け加えると、分かりやすい表現を作り出せるのです。
・『今回の件で、皆様の身を案じております』
・『このような事態になり、自分の身を案じております』
・『このような結果であるため、あなたの身を案じております』
「身を案じております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「身を案じております」の類似表現
これの類似表現として、「身を心配しております」が挙げられます。
「案じる」と「心配する」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「身を案じております」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「身を案じています」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、身体を心配しているような様子を言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。