「ご助力いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方についての解説です。
「ご助力いただきありがとうございます」とは?意味
「ご助力いただきありがとうございます」は、自分に対して、手助けをしてくれたことについてありがとうという意味です。
このワードは手助けをした人物に向けて言い放つことで、手助けした人物に対するお礼になります。
そのうえで、このお礼は、とても丁寧な物の言い方で、相手を敬う気持ちと助けてくれたことに対して恐れ多いという表現がされており、ビジネスで手助けをしてもらったことを意味するのであれば、良い表現法です。
「ご助力いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご助力いただきありがとうございます」は、ビジネスでは、困っているときに手助けをしてもらったという場合にお礼の言葉として使用します。
そのうえで注意点を挙げますと「ご助力」と「ご尽力」は違うという点が注意点です。
「ご尽力」は、すべてを出し尽くしての手助けになるので「ご尽力いただきありがとうございます」とした場合、最初から最後まで、頼りきりで自分は何もしていませんということでのお礼になるので注意です。
ビジネスの世界では、自分の問題で第3者に助けてもらった際、自分は何もしないというのは失礼を通り越している無礼にあたるので、「ご尽力をいただきありがとうございます」というワードについては、とりあえず封印という形でよいでしょう。
「ご助力いただきありがとうございます」を使った例文
・『部長、プロジェクトの改善案についてご助力いただきありがとうございます』
「ご助力いただきありがとうございます」の返答や返信例
「ご助力いただきありがとうございます」は、手助けをした人物側が手助けをした人物に対してどう答えるかが返事です。
なので、手助けした人物が、「別に構わない」という風に言えば、それが「ご助力いただきありがとうございます」の答えです。
そのうえで、手助けした人物が、「今回限り」と言えば、助けるのは一度限りとなります。
このワードは返事がどう変わるかについては、手助けされる側の日頃の行いや態度になるので、態度が割る人の場合、助けた人物としては辛らつな言葉を投げかけるでしょう。
まとめ
「ご助力いただきありがとうございます」は、ビジネスにおいては、一時的ではありますが手助けをしてもらい、手助けに対して感謝を述べており、目上だろうとお客様に助けられるという自体でも丁寧にお礼を述べるワードです。
ただ、お客様に助けられるというのはどうなの?と考えた場合、ビジネスマンがお客様に助けられるというのは、営業を得意としている人物にあってはならないことなのでお客様に対してこのワードは使用したくともできないと言えます。
よってこのワードの対象者は、ビジネスにおいては同じビジネスマンか、自分の上司になり、対して助けてくれたことへのお礼を述べるワードであると考えるとよいでしょう。
