「申し送り事項」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「申し送り事項」とは?
これは、次の人に伝えるような事項のことを表現した言葉です。
「申し送り」は「申し送る」という動詞が名詞化されたものになります。
そして「申し送る」は、次の人に何かを伝えるような意味で使用される言葉になっているのです。
つまり、後任の人や、次に処理する人に対して、何かを伝達する場合に「申し送る」という言葉を使用できるのです。
なお、「事項」は「複数ある物事の中の、それぞれの事柄」を意味する言葉になっています。
たとえば、「この事案には申し送り事項がございます」と使用できます。
これらのことから、この言葉が次の人に伝えるような事項のことを表現したものだと分かるのです。
「申し送り事項」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある案件のワークフローを処理していたとします。
そして、次の承認者に伝えたい事項を、メモ書きしておくことにしたのです。
このようなケースで、「この案件には、申し送り事項があります」と伝えるとよいでしょう。
これにより、後続の人に伝えたい事項があると、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「申し送り事項」の表現方法に注意するべきです。
これは「引き継ぎ事項」が類似表現になります。
また、「申し送る事項」や「申し送りたい事項」とアレンジする事もできるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「申し送り事項」を使った例文
例文のように、適した言葉を続けると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『申し送り事項があるようです』
・『申し送り事項がございます』
・『申し送り事項があるとのことです』
「申し送り事項」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「申し送り事項」の類似表現
たとえば、「引き継ぎ事項」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「申し送り事項」の敬語表現
これは既に敬語になっていると言えます。
「申す」は「言う」を意味する謙譲語になっているのです。
また、「申し送り事項がございます」のように、組み合わせる言葉で工夫する方法もあります。
まとめ
このように、次の人に伝えるような事項のことを表現したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。