「お付き合いいただき」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「お付き合いいただき」とは?
これは、付き合ってもらったことを敬語で表現した言葉です。
「お付き合い」は、「付き合う」という言葉が名詞化されたものになります。
そして「付き合う」は、誰かと行動を共にするような行為を表現したものになっているのです。
なお、ここでは「お付き合い」という形で接頭語を使用しています。
これにより、丁寧な印象を付け加えているのです。
また、「お付き合いいただき」にすると謙譲語を使った表現になります。
これは「いただく」という言葉によって、相手に敬意を表したものになるのです。
これらのことから、この言葉が付き合ってもらったことを敬語で表現したものであると分かるのです。
「お付き合いいただき」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、あるセミナーで登壇することになったとします。
そしてプレゼンを聞いてくれた相手に対して、感謝を述べることにしたのです。
このようなケースで、「最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、付き合ってくれたことに対して、感謝を伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「お付き合いいただき」の表現方法に注意するべきです。
これは「付き合っていただき」に置き換えできます。
また、「お付き合いくださり」と言い換える手段もあるのです。
「お付き合いいただき」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『お付き合いいただき、誠にありがとうございました』
・『お付き合いいただき、本当に嬉しく思っております』
・『お付き合いいただき、大変光栄に存じます』
「お付き合いいただき」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「お付き合いいただき」の類似表現
たとえば、「付き合っていただき」が類似表現になります。
「お付き合いいただき」と「付き合っていただき」は、同じような意味で使えるのです。
「お付き合いいただき」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「お付き合いくださり」に言い換えできます。
なお、この場合は尊敬語の表現になるのです。
また、「お付き合いくださいまして」という形で、丁寧語を組わせる方法もあります。
まとめ
このように、付き合ってもらったことを敬語で表現する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
