「無知ですみません」のビジネスでの言い回しについての解説です。
「無知ですみません」とは?意味
「無知ですみません」は、ビジネスにおいては、物知りとか、知識がないがゆえ、申し訳ないという意味です。
「無知」は、ビジネスであれば、ビジネスに関する知識がかけているということになりますので、このワードは実は、ビジネスマンが自らこの言葉を述べた場合、ビジネスマンとしての知識が欠如しているという意味になります。
「無知ですみません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「無知ですみません」は、第3者に対して、ビジネスにおける知識が不足していることを詫びるために使用しますが、それと同時に無知だと言ってのけた相手側に不安を与えるために使用するケースもあります。
つまり、このビジネスマンの人は本当に大丈夫なのかなという不安を与えるためにあえてこのワードを使用して相手を不安にさせるという戦法を取るために使用するのです。
といいますのも、このワード、実のところ敬語ではありますが、丁寧さがあるかと言われるとない上、単なるものを知らないという点を一応ませんという言葉で敬語にしているだけで敬語であると認めない人もいます。
よって、このワードの使用における注意点は、悪かったと思うそぶりが見えない点で、言い方を悪く言えば、無知であることを承知で無知が悪いと言っていない点にあり、相手側が、なんで物を知らないのにもかかわらず、申し訳なさそうにしないのか?と思う点が注意点です。
「無知ですみません」を使った例文
・『どうも、無知ですみません』
・『「部長クラスの人物に対し悪びれることなく」無知ですみません』
「無知ですみません」の返答や返信例
このワードの返答は、ビジネスの場合、ビジネスマンとして知るべきことを知っておらず、申し訳ないということに対して返答するんですが、このワード自体は、どちらかというと無知であること悪いと思っていないので、返答において、「なんでそんなに、平然としていられるの?」と相手を叱っても構いません。
なぜなら、このワードは一応敬語にはなっていますが、ませんという部分だけが敬語の表現で、この部分を除けば、単なる事実をそのまま述べているだけです。
よって、返答については、「お気になさらず」という返事をしてもよいですし、相手をしかりつける「なんで物を知らないと言っているのに自分を恥じないの?」といってもよいわけです。
まとめ
「無知ですみません」は、意味においては、物を知らないということについて誤っているんですが、恥じるという気持ちがあるかどうかは不明です。
だから、このワードを聞いて激怒する上司の方がいるのは謝罪と受け取っておらず、事実だけを述べていると感じているからになります。
なので、理想的なものを知らないことについて詫びる言葉にするのであれば、「無知で申し訳ございません」という具合に相手に対して謝罪を強く示すワードに変換するのが理想です。
