「合ってます」と「正しいです」の違いとは?使い方や例文など分かりやすく解釈

「合ってます」と「正しいです」の違い ビジネス用語【二語】

この記事では、「合ってます」「正しいです」の違いを分かりやすく説明していきます。

「合ってます」とは?

「合ってます」「合っている」の丁寧語で、意味は以下の通りです。

1つ目は「2つのものが一致してます」という意味で、2つあるもののタイミングや雰囲気が同じであることです。

2つ目は「ある基準と一致しています」という意味で、形や数値、正解などに食い違いがないことです。

3つ目あは「よく調和しています」という意味で、ある物に対してもう一方が良く見合っていることです。

4つ目は「それだけのことをする甲斐があります」という意味で、対価としてふさわしいものであることです。

上記に共通するのは「一致しています」という意味です。

「合ってます」の使い方

「合ってます」「2つのものが一致してます」「ある基準と一致しています」「よく調和しています「それだけのことをする甲斐があります」という意味で使われます。

基本的に、2つのものが一致していることや、よく調和している様子を表す丁寧語として使われる言葉です。


「正しいです」とは?

「正しいです」の意味は以下の通りです。

1つ目は「形が曲がったりゆがんだりしていません」という意味で、ずれたり乱れたりしていない様子のことです。

2つ目は「事実と一致しています」という意味で、ある事柄と違っていないことです。

3つ目は「正解です」という意味で、出した答えが正解と一致していることです。

4つ目は「道徳や作法などにが規範にかなっています」という意味で、世の中の常識や決まりなどに反していないことです。

上記に共通するのは「基準や正解に対して一致している」という意味です。

「正しいです」の使い方

「正しいです」「形が曲がったりゆがんだりしていません」「事実と一致しています」「正解です」「道徳や作法などにが規範にかなっています」という意味で使われます。

本来は「正しゅうございます」でしたが、丁寧過ぎるとして、昭和27年に「形容詞+です」という簡易表現が認められる様になりました。

基本的に、事実や正解と一致していることや、常識や基準などに叶っていることの丁寧語として使われる言葉です。

「合ってます」と「正しいです」の違い

「合ってます」「2つのものが一致していること」「よく調和している様子」という意味の丁寧語です。

「正しいです」「事実や正解と一致していること」「常識や基準などに叶っていること」という意味の丁寧語です。

「合ってます」の例文

・『この服にはこの色の靴が合ってます』
・『二人ともピッタリ息が合ってます』
・『計算した結果と答えが合ってます』
・『リスクに対する見返りが合わない商売です』

「正しいです」の例文

・『そのやり方で正しいです』
・『あなたの出した答えは正しいです』
・『その漢字で正しいです』
・『あなたの行いは正しいです』

まとめ

今回は「合ってます」「正しいです」について紹介しました。

「合ってます」「2つが一致しています」「調和しています」「正しいです」「正解です」「決まり通りです」と覚えておきましょう。