「来る」と「行く」の違いとは?使い方や例文など分かりやすく解釈

「来る」と「行く」の違い ビジネス用語【二語】

この記事では、「来る」「行く」の違いを分かりやすく説明していきます。

「来る」とは?

「来る」「くる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「距離的に遠くにあるものが自分のいる場所に向かって近づいてくる」という意味で、人や乗り物、荷物やライフラインなどが人のいるところに達することです。

2つ目は「時間が迫ってある時期になる」という意味で、時間が流れてある時期に至ることです。

3つ目は「事態が進んである状態になる」という意味で、目に見えないものごとが進行して、ある状態に変化することです。

4つ目は「あることが原因でその結果になる」という意味で、あることが起因となってその事態が生じることです。

5つ目は「ある反応や感覚が生じる」という意味で、人の心を動かしたり、感情を刺激することです。

上記に共通するのは「自分に向かって動く」という意味です。

「来る」の使い方

「来る」「距離的に遠くにあるものが自分のいる場所に向かって近づいてくる」「時間が迫ってある時期になる」「事態が進んである状態になる」「あることが原因でその結果になる」「ある反応や感覚が生じる」という意味で使われます。

動詞として「来る・来た」と使われたり、副詞として「近くに来て見る」などと使われます。

基本的に、相手やものごとが自分に向かって近づくことや、事態が進んである状態になることに使われる言葉です。


「行く」とは?

「行く」「いく・ゆく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「目的地へ向かって移動する」という意味で、ある地点まで自分が動いて達することです。

2つ目は「年月が過ぎる」という意味で、季節や一年が移り変わる事です。

3つ目は「ものごとがはかどる」という意味で、ものごとが順序良く進行することです。

4つ目は「ある行動を取る」という意味で、何らかのやり方で動いてものごとを進めることです。

5つ目は「気持ちが満たされる」という意味で、満足してそれでよしとすることです。

上記に共通するのは「自分から向かって動く」という意味です。

「行く」の使い方

「行く」「目的地へ向かって移動する」「年月が過ぎる」「ものごとがはかどる」「ある行動を取る」「気持ちが満たされる」という意味で使われます。

動詞として「行く・行った」と使われたり、副詞として「現地に行って考える」などと使われます。

基本的に、相手や物が目的地に向かって移動することや、ものごとや感情がある状態に向かっていくことに使われる言葉です。

「来る」と「行く」の違い

「来る」「相手やものごとが自分に向かって近づくこと」「事態が進んである状態になること」という意味です。

「行く」「相手や物が目的地に向かって移動すること」「ものごとや感情がある状態に向かっていくこと」という意味です。

「来る」の例文

・『今日は友人が家に訪ねて来る』
・『冬が終われば必ず春が来る』
・『有名なタレントが講演に来る』
・『毎日働きづめで体にガタが来る』

「行く」の例文

・『毎日決まった時間に会社へ行く』
・『今回のダイエットはうまく行くと思う』
・『販促は彼のアイデアで行くことにする』
・『上司の説明によりやっと納得が行く』

まとめ

今回は「来る」「行く」について紹介しました。

「来る」「相手から近づく」「行く」「自分から向かう」と覚えておきましょう。