この記事では、「長文失礼しました」と「長々と失礼しました」の違いを分かりやすく説明していきます。
「長文失礼しました」とは?
文章が長くなったことをお詫びする言葉で、文章の終わりの方に使われ、この後に挨拶をつけるというケースが多くなります。
「長文乱文失礼しました」として文章能力を謙遜して伝えるというケースもあります。
厳密に「長文失礼しました」と使う文章量の決まりはありませんが、5行程度の文章では使わないほうが良いでしょう。
逆に非常に長くなってしまうケースでは「非常に長文失礼しました」という使い方も一応可能です。
ただし実際に使うケースはかなり少ないと言えるでしょう。
「最後まで読んでいただきありがとうございました」とはややニュアンスが異なっており、「長文失礼しました」の方が文書では使いやすいと言えるでしょう。
カジュアルな用途でも使える言葉ではあり、「ダラダラと長文失礼しました」という使い方も見られ、友人同士のメールなどでも使える言葉ではあります。
「長文」であるため、会話、スピーチなどで使うことは出来ません。
「長々と失礼しました」とは?
長くなってしまった文章や、会話で相手に取らせた時間が長くなってしまったというケースで最後にお詫びする意味合いで使われる言葉です。
相手を待たせる、遅刻するなどと言ったケースのお詫びでは使われません。
自分が長く話すだけではなく、相手の回答をずっと聞くような長い時間の相談でも使えなくはありませんが、こちらでは「長い間ありがとうございました」という系統のお礼の言葉にするのが一般的と言えます。
文章では読んで長いと思える文章量で使われるため複数ページに渡るものでは確実に使えると言えるでしょう。
「乱文失礼しました」という文章能力に対しての謙遜やお詫びの意図はこの言葉で含めることは難しいと言えます。
電話でも使える点がメリットと言え電話に関しては時間=料金であることから数分単位でも使っても問題ないとも言えます。
「長文失礼しました」と「長々と失礼しました」の違い
長文失礼しましたと長々と失礼しましたは、ともに長い文章であることをお詫びする意図で使うことができ、さらに長々と失礼しましたは会話、電話などで相手の時間を長く取ってしまったというときにも使うことができます。
長文失礼しましたと長々と失礼しましたはいずれも文章の最後につける言葉ですが、長文失礼しますとすれば、文章の最初につけることも可能です。
いずれにしてもある程度推敲して長い文章か判断してから使うべき言葉でしょう。
短い文章で使うと違和感が出ます。
まとめ
長文失礼しましたと長々と失礼しましたは長々と失礼しましたが会話で使えるという点で用途が広いですが長文失礼しましたという言葉に取って代わるものではなく、しっかりと使い分けがなされています。
メールや文書であれば長文失礼しましたを使うのがベターと言えるでしょう。