「食べに行かせていただきます」という表現法についての解説です。
「食べに行かせていただきます」とは?意味
「食べに行かせていただきます」は、表現の一つで、自ら食べに行くという行為をわざわざ遠回しに表現し自ら行かせててもらうというように遠回しに言う表現法です。
なので、間違った日本語なんですが、漫才師とか落語家の人がこのんで使用する言葉で、わざわざ自らが食べに行くという行為を偉い人に公言するために使用するのがこの表現法です。
よって、日本語としてはふさわしくないんですが、遠回しにいきますよと表明するのがこの言葉の目的です。
「食べに行かせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「食べに行かせていただきます」は、自分からわざわざ、偉い人のお声がかかったことで偉い人と一緒に食事をとるためにわざわざ出向きますとか、偉い人がおすすめの店だというので一応行ってみるという使い方をします。
なので、注意すべく点は、この言葉は日本語としては成立こそしていますが間違った言い回しで、あまりに回りくどいがゆえ間違った日本語であるという点です。
なので、「食べに行きます」とだけ言えば回りくどさは消えるので「食べに行きます」とか、「食べに伺います」のほうがよいでしょう。
「食べに行かせていただきます」を使った例文
・『今度ぜひ食べに行かせていただきます』
・『ぜひとも、食べに行かせていただきます』
「食べに行かせていただきます」の返答や返信例
「食べに行かせていただきます」の返答及び返信は、相手側がこちらが言う何かを食べに行くと言っているわけですから、「そうか」という返事で十分な返事になるでしょう。
この言葉は、自分が上司出会った場合、「個々のお店がおいしいと」部下に教えてあげて部下が「食べに行かせていただきます」と言えば、「そうか」としか返すことはできないでしょう。
なぜなら、自分からお店を進めて置いてお店に行くなというのは失礼という異常に会話が破綻しています。
なお、「このお店、お高いぞ」と言って、お店が高いというのは上司のやさしさになるので「食べに行かせていただきます」と言った部下に対してお店が高いと教えるのは上司の優しさです。
まとめ
「食べに行かせていただきます」は、口約束のようなものでして、別に上司がおいしい店だと言ったので行かないといけないというわけではありません。
この言葉は口約束なので、必ず約束を果たす必要はないです。
しかも、この言葉は遠回しにわざわざ自ら言われたので行くというニュアンスになるので実は上司の方に使用した場合失礼に当たるので、表現法としては、「食べに行きます」とか、「食べに行きたいです」というのが良い表現法です。