「行ってきました」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「行ってきました」とは?
これは、「行ってきた」ということを丁寧な言葉遣いに言い換えたものです。
「行ってきた」は「行ってくる」を過去形にしたものです。
そして「行ってくる」は「行ってから戻ってくる」という意味を持っています。
つまり、今いる場所からどこかに行って、それから今いる場所に戻ってくるような行為を「行ってくる」という言葉で表現しているのです。
なお、ここでは語尾に丁寧語の「ます」を組み合わせています。
これにより、丁寧な印象を生み出しているのです。
これらのことから、この言葉が「行ってきた」ということを丁寧な言葉遣いに言い換えたものであると分かるのです。
「行ってきました」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、上司と会話していたとします。
そして、最近は海外出張が多いことを上司に伝えていたのです。
このような状況で、「先月は中国の工場に行ってきました」と言うとよいでしょう。
これによって、行ってから戻ってきたということを、丁寧語を使った伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「行ってきました」の表現方法に注意するべきです。
これは「行ってきたのです」のように、「です」を使った表現にする事ができます。
また、「行ってまいりました」にすると、謙譲語を使った表現にできるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「行ってきました」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段に「いつ」や「どこに」などを付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『先月も海外に行ってきました』
・『昨日は客先に行ってきました』
・『今日は朝から現場に行ってきました』
「行ってきました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「行ってきました」の類似表現
これの類似表現として、「行ってきたのです」が挙げられます。
「行ってきました」と「行ってきたのです」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「行ってきました」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「行ってまいりました」に言い換える事が可能です。
なお、これは謙譲語の「まいる」を使った敬語表現の形になっているのです。
まとめ
このように、「行ってきた」ということを丁寧な言葉遣いに言い換える場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。