「召し上がる」と「いただく」の言葉の違いとは?ビジネスでの使い方や例文など分かりやすく解釈

「召し上がる」と「いただく」の言葉の違いビジネス用語【二語】

この記事では「召し上がる」「いただく」の違いを解説します。

「召し上がる」とは?

「食う」「飲む」の敬語表現です。

話し手側が相手を高めて使う言葉になります。

普段高級な寿司店で飲食をする人がいたとします。

身なりはよくて、高級そうな服を着ています。

こういった人は、安い食べものはほとんど口にしないと想像できます。

しかし、実際にはファストフード店のフライドポテトを食べていたとします。

一貫が1000円くらいする寿司を食べる人が、1つ200円くらいのフライドポテトを食べると聞いたら驚くことでしょう。

そういったときにその相手に対して、「フライドポテトを召し上がるのですか」などと発言するかもしれません。

この発言をした人からすると、高級な衣服を着ており、高級な寿司店で飲食をしている人は、敬意を表すべき人になります。

そのため、丁寧な言葉を使用します。

驚きを表す以外の方法でも使う言葉です。

たとえば、バレンタイン用のチョコレートを自分が食べるために購入する人が多かったとします。

チョコレートを販売する店員は「ご自身で召し上がるために購入する方も多いのですよ」とある人に発言しました。

この場合、店員はお客に対して敬意を表しています。

店にとってお客は大切な存在なので敬意を込めた言葉を使うのです。

「いただく」とは?

「食う」「飲む」の敬語表現です。

自分の側にあると判断されるものに関して、自分を低くして表現し、相手に敬意を表します。

たとえば、目の上の人からお酒を飲むのかと聞かれたとします。

飲むのであれば「お酒はいただきます」といった返答をします。

この場合、お酒を飲むのは自分で、飲むという言葉を自分を低くした言い方にして、相手に敬意を表しています。

目上の人に飲食店に連れて行ってもらって、十分に食べたとします。

しかし、まだまだ目上の人が飲食を進めてきます。

もう食べられないときには「十分にいただきました」などといいます。

この場合は、食べているのは自分で、もう十分なのも自分です。

相手を敬ってこのような言い方をします。


「召し上がる」と「いただく」の違い

どちらの言葉も、食べる、飲むの敬語の一種です。

違いは誰がその行為をするのかにあります。

前者は目上の人など尊敬に値する人で、後者は自分です。

相手が食べたり飲んだりするときには前者の言葉を使い、自分が食べたり飲んだりするときには後者の言葉を使います。

「召し上がる」の例文

・『おいしそうに召し上がる』
・『ジャンクフードも召し上がるそうです』
・『スープを召し上がる』
・『お豆腐を召し上がる』

「いただく」の例文

・『ありがたくいただく』
・『大切にいただく』
・『新鮮な魚をお刺身でいただく』
・『温かくしていただく』

まとめ

どちらの言葉も、食べる、飲むの敬語なのですが、誰がその行為をするのかに違いがあります。

一方は目上の人など敬意を表すべき人、もう一方は自分がその行為を行います。