この記事では「日頃の成果」について解説をします。
「日頃の成果」とは?
ふだんから行っているある事柄の結果といった意味です。
「日頃」には、ふだん、つねひごろという意味があります。
特別な日のことではなく、いつものことです。
「成果」は、ある事をして得られたよい結果という意味です。
悪い結果についてはいいません。
たとえば、研究をして結果が出て、それを論文にして発表して認められることは、よい結果といえます。
これは「研究の成果」といいます。
「日頃の成果」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、継続して何か行っていたものを披露する際に使うことが多いです。
小学校の運動会の開会式のときに、誓いの言葉のようにこの言葉が述べられます。
小学生たちは、普段から体育の時間に体を動かして、体つくりをしています。
そして、運動会が近くなると競技の練習を普段から行うようになります。
そして、運動会当日に、これまで練習してきた力を出すのです。
そのように、普段から行ってきた事柄によって得られる結果を「日頃の成果」といいます。
大人でもこの言葉は使います。
海外の人との交流が増え、仕事で海外の人とかかわる企業もあることでしょう。
その際、英語ができるとコミュニケーションを取りやすく助かります。
もともとは英語ができず、仕事で英語が必要になったため、勉強を始めたとします。
勉強を日々行うことで、ビジネス英会話ができるようになりました。
これはよい結果だといえます。
それによって、仕事では海外の人とコミュニケーションをとることができるようになりました。
これは勉強を日々続けたことによる「日頃の成果」といえます。
その場限りの行動によって得られた結果のことではなく、普段からの積み重ねによって得られた結果のことを意味しています。
「日頃の成果」を使った例文
・『日頃の成果を発揮する』
・『日頃の成果を発表する場』
・『日頃の成果を披露する』
「日頃の成果」の類語や言いかえ
この言葉に似た表現もあります。
「努力の賜物」
努力をしたことによって得られたよい結果という意味です。
よい結果を得るには、日々努力をすることが大切です。
普段から努力をしていたからこそ、よい結果を得られるといえるでしょう。
「業績をあげる」
事業や研究などによる結果を出すという意味です。
事業や研究などで結果を出すためには、普段から真面目に取り組むことが大切です。
日頃の行いによる結果だといえるでしょう。
まとめ
この言葉は、普段からの行いによって得られたよい結果を意味しています。
日頃からコツコツと何かを努力していれば、よい結果がついてくることでしょう。