「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」とは?
これは、急いで対応してほしいことを丁重にお願いするための言葉です。
「早急に」は「急いで」や「早く」との意味を持ちます。
また、「ご対応頂き」は「対応してもらい」を謙譲語に言い換えたものです。
さらに、これを「頂きますよう」とすれば婉曲表現になります。
つまり、冗長な表現にして丁寧な印象を生み出す形になるのです。
なお、ここでは「お願い申し上げます」という謙譲語の表現を付け加えています。
これらのことから、「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」が、急いで対応してほしいことを丁重にお願いするための言葉であると分かるのです。
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスでこの言葉を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先に書類提出を依頼していたとします。
そしてその書類の提出は、急ぎで対応する必要があるものだったのです。
このような場合には、「それでは、早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」と述べるとよいでしょう。
これにより、急いで対応してほしいことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「お願い申し上げます」の使い方に注意しましょう。
これは「お願いいたします」で置き換え可能です。
また、謙譲表現が不要であれば、「お願いします」にする事もできます。
このように、同じような意味でも、様々な形で表現する方法が存在します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、語尾を段階的に変化させれば、敬語の程度を調整する事が可能です。
・『早急にご対応頂きますようお願い申し上げます』
・『早急にご対応頂きますようお願いいたします』
・『早急にご対応頂きますようお願いします』
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」の類似表現
この言葉の類似表現には、「迅速にご対応頂きますようお願い申し上げます」があります。
「早急に」と「迅速に」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」の敬語表現
この言葉を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「早急にご対応頂きますようお願いいたします」に言いかえできます。
まとめ
このように「早急にご対応頂きますようお願い申し上げます」は、急いで対応してほしいことを丁重にお願いするための言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
