この記事では「もしご希望でしたら」という言葉について説明していきます。
「もしご希望でしたら」とは?
この言葉を掛ける側が提案をするという使い方で、「よければ〇〇しませんか」という意味合いに近い言葉です。
この場合の希望はある程度これまでの会話から汲み取っていく、または予想できる範囲のことであり、突拍子もない事を提案するという使い方はしないほうが良いでしょう。
口頭で使うことも書面で使うこともあり、対面の接客において使うケースが多い言葉と言えます。
「もしご希望でしたら」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手の希望していそうなことというところに適した提案をするというところが大事で、商談であればこの言葉を使うことで話し合いから品物を見て確認するなどの動きに変化があるということになります。
あまり多数の提案を同時に行わず、はい、いいえ程度で答えられる提案にするべきでしょう。
「もしご希望でしたら」を使った例文
・『もしご希望でしたら車内もご覧になりますか?』
自動車ディーラーでの商談での例文です。
言葉の説明では伝えきれないところに展開していくときの提案として使うことができます。
・『もしご希望でしたらメモリの増設も行いますが』
パソコン購入時のオプション的なサービスの紹介という例文で、この場合メモリ増設の効果に関しては口頭や書面の説明以上のことは難しいケースが多くなっています。
・『もしご希望でしたら毛布をご用意しますが』
新幹線などで車掌さんに冷えるという相談をしているケースでの使い方です。
「もしご希望でしたら」の類語や敬語での言いかえ
「お望みでしたら」「もしご希望でございましたら」など丁寧さを増した言葉もありますが、「もしご希望でしたら」の時点で接客でも使える言葉です。
「もしご希望でしたら」の類似表現
「よろしければ」「ご必要でしたら」あたりも類似表現と言えます。
「ご要望でしたら」は相手が必要なものを先に伝えているという点がやや違う部分です。
「もしご希望でしたら」の敬語表現
「もしご希望でされるのでございましたら」はより丁寧にした言葉ですが長いというのも確かです。
メールなどで使う分には問題ないでしょう。
「もしご希望でしたら」の返答や返信例
希望していることを実行してもらうのであれば「よろしくお願いします」となります。
「もしご希望でしたら試乗しますか」であれば試乗することになり、「試乗します」など指示した言葉で返答することも可能です。
断る場合は「今回は遠慮します」などと返すのがベターです。
まとめ
もしご希望でしたらという言葉は対面の接客で使われることが多い言葉です。
なお、メールであれば事前準備が必要なことを聞くことも可能です。