「お立会い」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「お立会い」とは?
はじめに「お立会い」の意味を解説していきます。
「立会い」は「立会う」を名詞化したものです。
そして「立会う」には、「その場にいて結果を見守る」との意味があります。
これに接頭語の「お」を付けて「お立会い」とすることで、丁寧な表現にしているのです。
ビジネスで使用する場合は、上司や目上の人に同席を求める場面が想像できます。
会議の場や、プレゼンの場などに、上司に同席してもらいたい場合に「お立会いをお願いいたします」のように使用するのです。
「お立会い」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「お立会い」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの会社で大規模な案件が開始したとします。
そしてあなたは、その案件のリーダーを任されたのでした。
そして、キックオッフには部長にも出席してもらいたいと考えていました。
このような場合には、「キックオフには、部長もお立会いいただきたく存じます」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手に対して立ち会ってもらいたい旨を伝達できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、「立会い」と変換にあります。
「たちあい」という言葉には二つのメジャーな変換があります。
これを誤って「立合い」に変換してはいけません。
相手の同席を求める場合は「立会い」の変換が正しいのです。
「立合い」で変換すると、武道などで使用される、試合と同じ意味の言葉になってしまうので注意しましょう。
「お立会い」を使った例文
ここでは「お立会い」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、語尾を補って文章を完成させるとよいでしょう。
相手や状況によりパターンは様々ありますので、柔軟に使い分けることをおすすめします。
・『お立会いいただきたい』
・『お立会いいただけますと幸いです』
・『お立会いは不要でございます』
「お立会い」の類語や敬語での言いかえ
それでは「お立会い」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「お立会い」の類似表現
まず「お立会い」の類似表現について解説します。
「お立会い」は「同席」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「お立会い」の敬語表現
つぎに「お立会い」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「ご同席」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「お立会い」は、相手の同席を表現するための言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
