「お恥ずかしい話ですが」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「お恥ずかしい話ですが」とは?
はじめに「お恥ずかしい話ですが」の意味を解説していきます。
「恥ずかしい」は「てれくさい、きまりが悪い」と言い換えられる言葉です。
これは褒められたり、悪いことをした場合に使用されます。
つまり、良い感情にも、悪い感情にも使える不思議な言葉なのです。
これに接頭語の「お」を付けて「お恥ずかしい」とすることで、丁寧な表現にしています。
「お恥ずかしい話ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「お恥ずかしい話ですが」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたのが顧客に新製品を説明していたとします。
そして、一通り説明は終わりました。
その際に、あなたは自分が企画した商品であることを、どうしても伝えたいと感じました。
このような場合には「お恥ずかしい話ですが、この新製品を企画したのは私なのです」と述べるとよいでしょう。
「お恥ずかしい話ですが」を先に述べることにより、自分が企画したという行為を謙遜して表現できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、使う目的です。
本当に意味で恥ずかしい話なのか、本来であれば誇るべきことを謙遜して使うのかで目的が異なるのです。
自分がどちらを意図しているのかは、しっかり把握しておくとよいでしょう。
「お恥ずかしい話ですが」を使った例文
ここでは「お恥ずかしい話ですが」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、「恥ずかしい話」の後半部部分を付与して使うのが一般的だと言えます。
・『お恥ずかしい話ですが、私が開発した製品です』
・『お恥ずかしい話ですが、長男が無事大学に合格しました』
・『お恥ずかしい話ですが、警察から事情聴取を受けております』
「お恥ずかしい話ですが」の類語や敬語での言いかえ
それでは「お恥ずかしい話ですが」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「お恥ずかしい話ですが」の類似表現
まず「お恥ずかしい話ですが」の類似表現について解説します。
「話ですが」は「内容ですが」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「お恥ずかしい話ですが」の敬語表現
つぎに「お恥ずかしい話ですが」を敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「お恥ずかしい話でございますが」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「お恥ずかしい話ですが」は、恥ずかしい内容、謙遜したい内容に言及する際の「前置き」フレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。