「平気です」の意味と使い方を説明していきます。
会社でつかうフレーズを、正しく学んでいきましょう。
「平気です」とは?意味
「平気です」とは「大丈夫です」のこと。
元気であること、スケジュールに差支えがないことをあらわす表現です。
相手の質問に対して「問題ないこと」を伝える言い回しになります。
「平気です」は社内のカジュアルな会話に用います。
例えば顔色が悪くて、先輩が体調を心配してくれたとき。
「ありがとうございます。
平気です」と答えます。
また同僚から、取引先の商談に同行してもらえないか尋ねられたとき。
「今日の午後なら空いているので平気です」と答えます。
「平気です」はおもに、社内の会話文につかいます。
そのためマナーが気になるメール文では、あえて使わない方が安心です。
体調については「おかげさまで元気です」や都合については「かしこまりました。
よろしくお願いします」と言い換えます。
シーンに応じて、正しい言葉を選び取っていきましょう。
「平気です」の上司や目上に使うときの注意点
「平気です」という言い方は「大丈夫です」と同じように、子供っぽく見えてしまう場合もあります。
そのため上司や目上の方に対しては控えておきましょう。
例えば上司から「今日の午後までに、企画書を出せますか」と聞かれた場合は「はい。問題なく、提出できます。よろしくお願いします」と答えます。
また総務部の担当者から「今週の金曜日のみ、在宅勤務でお願いできますか」と予定を尋ねられたら「ご連絡ありがとうございます。かしこまりました」と答えます。
「平気です」は相手の問いかけに対して、異議がないことをあらわす肯定的な言葉です。
そのまま使って問題ない場合もありますが、メール文では幼さが際立ってしまうこともあります。
他の丁寧な言葉に置きかえながら、上手なコミュニケーションをとっていきましょう。
「平気です」を使った例文
・『今週の金曜なら、平気です。飲み会に参加できますので、よろしくお願いします』
・『寒さには慣れていますので、窓際の席でも平気です』
・『遅番のシフトですね。平気です。よろしくお願いします』
「平気です」の返答や返信例
社内のスタッフに「平気です」と投げかけられたら、どのように返答していけばいいのでしょうか。
「平気です」には「わかりました」という、了承のサインが含まれています。
イエスかノーかに分けたら、イエスなのでありがたく相手の好意を受け止めていきましょう。
その人との関係にもよりますが、無難なのは「よろしくお願いします」や「ありがとうございます」です。
あまり気取らない言葉で、温かく対応していきましょう。
まとめ
「平気です」の意味と使い方をおさらいします。
「平気です」は「元気です」または「わかりました」の訳があります。
カジュアルに「問題ないこと」を伝える言い回しです。
おもに社内の会話で用いられていて、メールには適さない言葉になります。
上司に「全然平気です」と答えないように、心がけておきましょう。