この記事では「プロスポーツ選手」と「アスリート」の違いについて説明していきます。
「プロスポーツ選手」とは?
スポーツを生業としている人を指しますが、特に興業としてのスポーツの試合に出場するという点が特徴的と言えるでしょう。
プロ野球選手やプロサッカー選手、プロボクサー、力士などがイメージしやすいでしょう。
どのスポーツでもプロは最高レベルの技術を持つものの集まりとなりますが、プロであるためファンサービス業務も多数行っています。
オールスター戦などはプロならではの興業ということができるでしょう。
多くのプロスポーツ選手が学生の時点で優れた才能を発揮しておりプロに入団する形となっています。
「アスリート」とは?
スポーツや、他の身体運動に習熟している人と紹介されるなど厳密な定義のないものがアスリートですが、オリンピックに出場するようなプロではない選手でもアスリートと呼ばれます。
この場合はほとんど企業のスポーツの部に所属してトレーニングを積んでいくという形になり、プロスポーツ選手と大きく変わらない練習量となることもありますが、プロではないためファンサービスやテレビ出演などはそれほど行われません。
アスリートの定義は広く、別に本業を持っており、業務ではなくスポーツをしている人であればアスリートということが出来るとも言えます。
陸上競技などプロスポーツ化されていない選手はアスリートと指すことができます。
「プロスポーツ選手」と「アスリート」の仕事の違い
「プロスポーツ選手」はスポーツをすることで給料を得る人と言え、プロスポーツチーム所属者はプロスポーツ選手と言えます。
「アスリート」は表現としてスポーツに優れている人全般を指すこともありますが、オリンピックに出場するような人であれば企業に所属しつつそのスポーツのトレーニングをし続ける人ということになり、そのスポーツをすることによって直接収入を得ていない人という条件があり、そのスポーツをやめてもその企業に所属し続けることが出来る点が特徴です。
ただし、ジムインストラクターや格闘技指導者などをアスリートと捉えるとこの場合はプロの定義に近い部分はあります。
「プロスポーツ選手」と「アスリート」の仕事の違い(給料面の考察)
「プロスポーツ選手」の方が給料の幅は広く、なおかつ不安定となっています。
年俸3億円ということもあれば400万円程度ということもありますが、生涯契約ではありません。
「アスリート」は企業に勤めている場合は生涯契約に近く、収入はサラリーマンよりは高いというところです。
大会優勝で報奨金などが出るケースもあります。
ジムインストラクターなど指導者に関してもサラリーマンに近い勤務、給与体系で安定はしています。
まとめ
「プロスポーツ選手」と「アスリート」はスポーツをが人生の主目的という点で共通していますが、収入源がスポーツによるものがプロスポーツチーム所属者、企業からの支出なのがアスリートという点が異なると言えますが、アスリートは細分化されており、プロに近いものも存在します。