「社内で共有します」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「社内で共有します」とは?
はじめに「社内で共有します」の意味を解説していきます。
「社内」は「会社の中」という意味で使用されます。
これを「社内で共有します」とした場合は、主に「自社の中で情報を共有する」ことを意味して使われるのです。
また「共有」とは、「共同で所有する」との意味があります。
これはビジネスで使用される場合は、主に情報の取り扱いに関して使われます。
「情報共有」という四字熟語をよく耳にするはずです。
「社内で共有します」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「社内で共有します」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが取引先から電話を受けたとします。
電話の相手は、自社の営業窓口を長年にわたって担当してくれていた人でした。
しかし、この度の異動で転勤になり、担当を外れるとの連絡だったのです。
このような場合には、「社内で共有します」と返答するとよいでしょう。
これにより、相手は関係者の全員に、個別に電話連絡しなくても大丈夫だと、安心できるのです。
そして、あなたが本当に社内で情報を共有したのなら、離任後に相手に連絡が行ってしまうこともないでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、「社内で共有」という言葉が曖昧な表現になることです。
どこまでの範囲に、何を共有するのかが不明確なのです。
もちろん、必ずしも明確にする必要はないでしょう。
曖昧な表現のほうが都合のよい場面も考えられます。
ですが、曖昧な表現であるということを認識の上で、場合によっては対象を具体的に述べる工夫も必要だという事なのです。
「社内で共有します」を使った例文
ここでは「社内で共有します」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、単独でも使用できますし、共有する対象を先に述べる使い方も可能です。
・『社内で共有します』
・『その件は、社内で共有します』
・『いただいた情報は、社内で共有します』
「社内で共有します」の類語や敬語での言いかえ
それでは「社内で共有します」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「社内で共有します」の類似表現
まず「社内で共有します」の類似表現について解説します。
「社内で」は「自社内で」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「社内で共有します」の敬語表現
つぎに「社内で共有します」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「弊社内で共有いたします」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「社内で共有します」は、相手に情報を社内報知することを宣言する言葉です。
この言葉を使用することで、相手は少し安心し、手間も軽減されることでしょう。