「お休みのところすみません」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お休みのところすみません」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お休みのところすみません」について解説をします。

「お休みのところすみません」とは?意味

仕事が休みのときで申し訳ないという意味です。

「お休み」「休み」「お」をつけた美化語です。

「おやすみ」には眠ることという意味もありますが、「休み」「お」をつけた美化語は休む時間・日、休息を意味します。

「ところ」は範囲を表す語で、場面、ちょうどその所という意味です。

「すみません」「すいません」の丁寧語で、謝罪・感謝・依頼などの際に用いるものです。

この場合は謝罪の意味で使用しています。

「お休みのところすみません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

相手が休日であったり、休息をしていたりするときに、連絡をしたり、声をかけたりする際に使用する言葉です。

「すみません」は丁寧な言葉ですが、目上の人に対して使用なら「申し訳ありません」とした方がより丁寧になります。

ビジネスの場では、突然何が起こるかわかりません。

予想していなかった事態が起こったときには、休日であっても上の立場の人からの指示を仰ぐ必要があります。

パンの製造のことで考えてみます。

スーパーの中に入っているチェーン店です。

エリアを統括する人がいて、その下で働いている者たちがいます。

今日はエリアを統括する人が休みの日です。

そんなときに、仕入れに誤りがあり、製造に支障がでてしまいました。

店を任されているものは、どうしたらいいのかわかりません。

そこで、エリアを統括している自分よりも偉い立場の人に連絡をして、指示を求めました。

休みの日には仕事のことを考えたくないという人がいるので、休日に仕事のことで連絡をしたら相手に迷惑になるかもしれません。

そこで、このような言葉を用います。

一言添えて、相手を気遣っていることを示すのです。

今日は出勤をする日だけれど、休憩中に声をかけるというときにも用います。

今、お昼休憩をしています。

そのときに、お客様とのトラブルがあり、上の立場の人が出ていかなければならなくなりました。

そのようなときに、クッション言葉として用います。

よっぽどのことでなければ、休日の連絡は控えることが望ましいです。

急ぎでなければ、相手が出勤をする日に相談などをします。


「お休みのところすみません」を使った例文

・『お休みのところすみません。○○さんから急ぎの連絡がありました』

「お休みのところすみません」の返答や返信例

休日に連絡をしてくるのは急ぎの用事なので、すぐにでも対応をするようにします。

何についての連絡かによって対応の仕方は変わります。

まとめ

仕事では予期しないことが起こる場合があります。

急ぎの用事だけれど相手が休みの日のとき、この言葉を使用して用件を伝えます。