この記事では「勤務させていただくことになりました」という言葉について説明していきます。
「勤務させていただくことになりました」とは?
会社や公的な機関などに勤務することになったという意味ですが、初入社の際だけでなく、転勤でも使うことが出来る言葉です。
アルバイトであっても使えないことはない言葉です。
勤務なので生徒が入学というケースでは使えませんが使える範囲は「入社」よりも広いと言えます。
「勤務させていただくことになりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
挨拶として使うケースが基本で、自己紹介の際が特に使われます。
転勤も含め、新たに勤務するというシチュエーションで使われるため、入社半年辺りから使うことはできないと見ていいでしょう。
ただし、初対面の上司や取引先の人であれば「今年から勤務させていただくことになりました」というような挨拶は可能です。
「当社に勤務させていただくことになりました」と当社で自分の務めている会社を指すのがベターですが、会社・団体名の固有名詞を使わざるを得ないケースもあるでしょう。
立ち位置的に御社ではありません。
「勤務させていただくことになりました」を使った例文
・『4月から勤務させていただくことになりました〇〇です』
自己紹介としての使い方です。
この後に「よろしくおねがいします」とつけるのも良いでしょう。
・『今年度からこちらの〇〇支社で勤務させていただくことになりました』
転勤での挨拶としての例文です。
この後に自己紹介をするケースもあります。
「勤務させていただくことになりました」自体は早い段階で使う言葉と言えます。
・『正社員として勤務させていただくことになりました、改めてよろしくお願いいたします』
アルバイトや派遣社員から正社員になるというケースです。
この場合のみ自己紹介は必須ではありません。
「勤務させていただくことになりました」の類語や敬語での言いかえ
「お世話になることになりました」が意図が近い言葉として使えます。
一定人数のいる組織という前提となります。
「勤めさせていただくことになりました」という言い換えも可能です。
「勤務させていただくことになりました」の類似表現
「勤めることになりました」「入社させていただくことになりました」も類語と言えます。
「勤務させていただくことになりました」の敬語表現
もともと敬語であり、さらに社内であるためそこまでへりくだる必要がないと言えます。
「勤務させていただくことになり、幸いに思っています」などとするとより丁寧とは言えます。
「勤務させていただくことになりました」の返答や返信例
よろしくお願いしますという意図を返せばよいでしょう。
まとめ
「勤務させていただくことになりました」という言葉は会社や学校の教師など勤めるものに対する範囲は広いですが、使うシチュエーションはかなり狭い言葉と言えるでしょう。