「お休みのところご対応いただきありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お休みのところご対応いただきありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「お休みのところご対応いただきありがとうございます」について解説をします。

「お休みのところご対応いただきありがとうございます」とは?意味

休日であったり、休憩をしていたりするのに、対応をしてくれて感謝しているという意味です。

「お休み」「休み」の美化語で、休息、休みの時間、休みの日という意味があります。

「ところ」は範囲を表す語で、ちょうどその所、場面という意味です。

「いま着いたところ」という場合は、ちょうどついたそのときを表します。

「ご対応」「対応」「ご」をつけて丁寧にした言葉です。

そのときの状況などにあわせて物事の処理をすることをいいます。

「いただき」「いただく」のことで「もらう」の謙譲語です。

依頼してある行為をさせる、他人の行為によって自分が利益を受けるという意味があります。

「ありがとうございます」は感謝の意を表す言葉です。

「お休みのところご対応いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

相手が休日であったり、休息しているときであったりするのに、対応をしてくれた。

そのようなときに使用する言葉です。

たとえば、このようなときに用います。

A社が製造をしていて、B社が販売している製品があります。

お客様からB社に製品の問い合わせがありました。

しかし、B社のものにはわからないことで、A社の担当者に問い合わせる必要があります。

このとき、A社の担当者は休日でした。

それにもかかわらず、担当者に連絡をしたら対応をしてくれて、お客様からの問い合わせに答えることができました。

こういったときに、休みだったA社の担当者に感謝の気持ちを込めてこの言葉を述べます。

丁寧な表現を使用しているので、目上の人や取引先の相手に対して使用することができます。

この言葉はお礼のために用いるものです。

お礼はできるだけすぐに行うことが望ましいので、相手が休日であっても送って構いません。

電話は時間帯を選び、相手に迷惑をかける可能性がありますが、メールは送られてきたものをすぐに読まなければならないわけではなく、急ぎでなければ自分の都合のよいときに読むことができます。

そのため、相手が休日なら、電話ではなくメールでお礼をするようにします。


「お休みのところご対応いただきありがとうございます」を使った例文

・『お休みのところご対応いただきありがとうございます。問題は解決いたしました』

「お休みのところご対応いただきありがとうございます」の返答や返信例

感謝の気持ちを受け取ります。

返事は何に対応したかによって変わりますが、「いつでも声をかけてください」「また力になります」などの返答の仕方があります。

まとめ

すぐにでも対応が必要なときには、相手が休みの日でも連絡をしなければなりません。

休みなのに対応をしてくれたときに、感謝を示すためにこの言葉を用います。