「良かったです」と「安心しました」の言葉の違いとは?使い方や例文など分かりやすく解釈

「良かったです」と「安心しました」の言葉の違いとは? ビジネス用語【二語】

この記事では、「良かったです」「安心しました」の違いを分かりやすく説明していきます。

「良かったです」とは?

良いという言葉な過去形の丁寧語で、物事がうまくいったときや、理想的な方向に向かったことなどを相手に伝えるときなどに使います。

「商談が成約して良かったです」「新製品が完売して良かったです」「私達の案が通って良かったです」などの使い方が挙げられますが、非常によく使うポピュラーな言葉と言えるでしょう。

勝負に負けた際でも良かったですと言える部分を挙げるケースもあり、良かったですという言葉はケースにもよりますが次に繋げるという意味合いも強く持っていると言えます。

とても良かったです、大変良かったですなど強調も可能です。

より丁寧な表現として「よろしゅうございました」がありますが現在では使いにくく、嬉しく存じますなどで代替するというケースはありえます。

「安心しました」とは?

気がかりなことがなく、心が安らぐことという意味が安心という言葉にはあり、その事柄に対する不安ごとがなくなったという意味になります。

「無事終了して安心しました」「新製品が好評だったようで安心しました」「不調と聞いていましたが話してみると元気そうで安心しました」などの使い方があり、プラスの出来事を喜ぶというケースよりはマイナスになる可能性があった出来事がプラスマイナスゼロ、またはプラスになったときに使うというケースが多くなります。

問題がない状態で特段プラスの状態がなくても安心ということができるでしょう。

とても安心しました、非常に安心しましたなどで強調ができ、不安の大きさに比例していると言えます。

物事を収めたときにも安心したという言葉は使われ、気がかりなことを終えたという意味合いが強いと言えるでしょう。

安心いたしましたがより進んだ敬語表現として使えます。


「良かったです」と「安心しました」の違い

良かったですは主に目的が達成できた、理想的な方向に進んだことで使われる言葉で、提案が通る、事業に成功する、プレゼントが当選するなどプラスの出来事が良かったですという言葉をかける状況になります。

安心しましたは不安な状況、気がかりなことがなくなるという意味合いの言葉で、マイナスになる可能性のものが会ったものがゼロで済むというケースでも使われ、「電車が無事到着して安心しました」というケースは遅延の不安が解消したということになります。

「無事終わって安心しました」という言葉ではトラブルが起きなくてよかったということになります。

「プレゼントが当選して安心しました」とはまず使わないですが、90%の人が当選するというような高確率では使えなくはありません。

また、安心しましたというシチュエーションで良かったですということはありえますが、逆はありません。

まとめ

「良かったです」「安心しました」はポジティブな声かけという点で共通していますが、使用するシチュエーションがやや異なっています。

ただし良かったですという言葉は安心しましたというべき状況でも使えないことはありません。