「okです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「okです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事は、日常的に便利に使われている言葉と言える「OKです」について分かりやすく説明します。

「OKです」とは?意味

「OKです」の言葉の「OK」はもちろん、英語で「よろしいや、大丈夫」を意味する「OK」が由来の言葉です。

そこに「どのような様子か」を断定的に表現する丁寧語の「です」を付けて構成されたのが、「OKです」と言う表現です。

意味としては、「(問題がなく)大丈夫」及び「了解しましたや、了承しました」の二つの意味で使われており、短い表現で非常に便利なため、日常的に多くの人が使っています。

しかし、この「OKです」は親しい仲間内で使う分には問題はありませんが、いくら丁寧語の「です」が付けられているからと言って、ビジネスシーンで使うのは余り好ましいとは言えません。

同僚間でもビジネスのオンタイムでは使わない方が良いと言えます。

ビジネスでは同僚と言えども一定の礼節を持って接する必要があり、「OKです」と言った軽くて、かつある意味ではあいまいで自分の表現とは言えない言葉は避けた方が無難なのです。

非常に使い勝手の良い言葉ゆえに、使用するシーンには十分な注意が必要と言えるのです。

「OKです」の上司や目上に使うときの注意点

「OKです」の言葉は、前項で記載した様に、同僚と言えどもオンタイムでは使うべきでない言葉であり、当然上司や目上の人や取引先に対して使うのは、失礼となります。

ビジネスシーンで最適な敬語表現の言い換えとしては、「(問題がなく)大丈夫」の意味では「問題ございません」などが、また「了解しましたや、了承しました」の意味では「承知しました」「かしこまりました」などとすするのが良いでしょう。


「OKです」を使った例文

最初に余り適切ではありませんが、そのまま「OKです」を使った例文を上げ、⇒以降に適切な言い換えを例示します。
・『君がまとめた書類、OKです』⇒「君がまとめた書類で、問題ありません」
・『納期は1週間後でOKです』⇒「納期は1週間後で問題ありません」
・『その案でOKです』⇒「承知しました。その案で結構です」

「OKです」の返答や返信例

本来はビジネスの場では使うべきでない言葉ですが、「OKです」やその言い換えで相手が自分に返答した場合には以下のように返せば良いでしょう。

まず「(問題がなく)大丈夫」の意味で「OKです」と言われた場合は、「ありがとうございます、安心いたしました」などが適しているでしょう。

また「了解しました」の意味で言われた場合には、「ご承知いただき、ありがとうございます」などとするのが良いでしょう。

まとめ

「OKです」は、「(問題がなく)大丈夫」及び「了解しましたや、了承しました」の二つの意味で使われており、短い表現で非常に便利なため、日常的に多くの人が使っています。

しかし、この言葉は一定の節度を持って接するべきビジネスの場では、軽すぎることと、自分の意思が込められた表現とは言えないので、避けた方が良いと言えます。