この記事では「日頃お世話になっている上に」について解説をします。
「日頃お世話になっている上に」とは?意味
普段から面倒をみてもらっているのに、という意味があります。
「日頃」は、ふだん、いつもという意味です。
「お世話」は「世話」に「お」をつけて、相手に尊敬の意を表す言い方にしています。
「世話」は面倒をみることという意味です。
名詞に「お」をつけると、相手に尊敬の意を示す表現になります。
「上」は、〜に加えてという意味です。
「日頃お世話になっている上に」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、普段面倒をみてくれている人が何かをしてくれたとき用います。
たとえば、贈り物をもらったときです。
その場合には、「上に」の後に「贈り物をいただき」と言葉を続けます。
そうすると、「普段から面倒をみてもらっていて、それに加えて贈り物をもらって」という意味になります。
普段世話になっていて、さらに贈り物までもらうと、恐縮してしまうことでしょう。
そのような気持ちを表しています。
世話になっていることや贈り物をもらったことに対しては、お礼を伝えましょう。
この言葉はお礼ではありません。
贈り物をもらったときであれば、メールや電話でのお礼の場合、そのものを受け取った当日中に連絡をします。
夜遅い時間帯の連絡は迷惑となるので、遅い時間帯になってしまうときは当日の連絡は控え、翌日にしましょう。
世話になっている人に対しては、手紙でお礼を伝えることが望ましいです。
メールや電話よりも丁寧な印象になります。
手紙を送る場合は、贈り物を受け取ってから3日以内に出すようにします。
「日頃お世話になっている上に」を使った例文
・『日頃お世話になっている上に、心のこもった品物までいただき、大変感謝しております』
「日頃お世話になっている上に」の返答や返信例
お礼の手紙をもらったときは返事を出さなくてもよいです。
メールの場合も返事を出さないことがあります。
お礼に対してさらにお礼をしていると、なかなかやり取りが終わらなくなってしまいます。
メールは簡単に出すことができますが、やはり書いたり読んだりするために時間を必要とします。
やり取りが多くなれば、相手の時間を奪うことになります。
返信をしなければと思うならば、内容は簡潔にしましょう。
電話の場合は、連絡をしてくれたことへお礼を述べます。
まとめ
この言葉は、普段から面倒をみてくれている人が何かをしてくれたときに伝えるものです。
普段から面倒をみてくれているだけでもありがたいですが、そのうえ何かをしてくれています。
普段のことも含めてお礼を伝えましょう。
感謝の気持ちを伝えることは、今後の関係をよりよくしていくことにつながります。