この記事では「日を追うごとに夏らしくなるこの頃」について解説をします。
「日を追うごとに夏らしくなるこの頃」とは?意味
だんだんと夏らしくなってきている、という意味です。
「追う」には、時間の経過にともなって変化するという意味があります。
「らしく」は、ピッタリした状態やよく似た状態にある意を表します。
「日を追うごとに夏らしく」は、時間が経過をするとともに夏のような状態に変化をするという意味になります。
「なる」は実現するという意味です。
「この頃」は、近い過去から現在までの間、最近を意味します。
「日を追うごとに夏らしくなるこの頃」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、主に手紙の中で使用されます。
改まった手紙には書き方があり、4つのブロックで構成されています。
前文・主文・末文・後付の4つです。
前文はあいさつにあたる部分、主文は用件を伝える部分、末文は結びとなる部分、後付は書いた日付・差出人・宛名を書く部分です。
この言葉は前文で季節を表すあいさつや相手を気遣う言葉として使用をします。
だんだんと夏らしくなってきているという意味なので、まだ厳しい暑さの夏にはなっていません。
つまり、7月のはじめころに使う言葉なのです。
7月のはじめの方と後半では、天気や暑さの程度が異なります。
そのときの状況をよく考えて、適切な言葉を選ぶようにしましょう。
また、だんだんと暑くなってくると体調を崩しやすくなるので、相手を気遣う言葉を伝えたいものです。
暑さで気が滅入ることもあるので、気持ちが明るくなるような言葉を心がけましょう。
「日を追うごとに夏らしくなるこの頃」を使った例文
・『日を追うごとに夏らしくなるこの頃、いかがお過ごしですか』
「日を追うごとに夏らしくなるこの頃」の返答や返信例
手紙をもらったら手紙を返します。
あいさつの後に用件が伝えられているはずなので、それに対して返事を出しましょう。
お礼の手紙の場合は返事を出さないことがあります。
返事を出すならば、喜んでもらえてよかったなど伝えるとよいでしょう。
自分が出す手紙でも、季節を表すあいさつや相手を気遣う言葉を伝えるようにします。
自分なりの言葉を使ってうまく伝えてみてください。
また、改まった手紙でない場合であれば、便箋などにこだわると喜んでもらえるかもしれません。
季節にあったものや相手の好みを考えて便箋を選ぶとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、手紙の中であいさつとして使われるものです。
だんだんと夏らしくなってくる、7月のはじめころに使われます。
季節によって自然の状態は変わるので、そのときにあった言葉を考えてみてください。
