「趣味に勤しむ」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「趣味に勤しむ 」とは? ビジネス用語【一語】

「趣味に勤しむ」とは?

使い方や言い換えなど、慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解説していきます。

「趣味に勤しむ」とは?

「趣味」は、「仕事や専門にしておらう、楽しみとしているもの」を意味します。

趣味には様々なものがあり、その明確な定義は難しいでしょう。

趣味のような仕事もあれば、仕事のような趣味もあるのです。

ここでは、「勤しむ」という言葉と組み合わせて使用されています。

これは「いそしむ」と読み、「懸命に取り組む」ことを示す言葉です。

この言葉は、「勉強に勤しむ」「仕事に勤しむ」などのように使われます。

また、「勤勉」「勤務」などの言葉で使用される漢字であることからも、その意味を想像できるはずです。

これらのことから、「趣味に励む」「趣味に懸命に取り組む」ことを示して、「主務に勤しむ」と表現できるのです。

「趣味に勤しむ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは「趣味に勤しむ」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。

たとえば、あなたが部長と雑談していたとします。

そして話は、あなたの夏休みについての話題になりました。

近々お休みを取得する予定だったのです。

そして、休み中は何を過ごすのかとたずねられました。

あなたはゲームして過ごす予定でしたが、恥ずかしくてそのままは言えませんでした。

そのような場合には「趣味に勤しむ予定でございます」と返答するとよいでしょう。

これにより、相手に対して丁寧な表現で、趣味に励むことを伝達できるのです。

この言葉を使用する場合には、「趣味」が抽象的な言葉である点に注意しましょう。

あなたの趣味を知っている人には通じる言葉です。

しかし、その前提がなければ具体的に何をするのかが、不明瞭なままになるのです。


「趣味に勤しむ」を使った例文

「趣味に勤しむ」を使った例文を挙げます。

例文のように、「趣味に励む」と同じ意味だと考えると、文章の中で自然に使えることでしょう。

・『週末は、趣味に勤しむ予定です』
・『この夏休みは、趣味に勤しむ所存です』
・『趣味に勤しむことだけが、私の生きがいだと言えます』

「趣味に勤しむ」の類語や言いかえ

「趣味に勤しむ」の類語や言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。

「趣味に興じる」

「趣味に勤しむ」の類語には、「趣味に興じる」があります。

「勤しむ」「励む」だとすると、「興じる」「楽しむ」と言う意味になります。

言葉の意味は違いまっすが、同じような使い方をする類語と言えるでしょう。

「趣味が高じる」

また、「趣味が高じる」「趣味に勤しむ」の類語と言えます。

ただし、これはまったく異なる意味になります。

「趣味が高じる」「趣味の域を超える」との意味で使用されるのです。

ただし、趣味を使った「言い回し」として、類語と言えるでしょう。

まとめ

このように「趣味に勤しむ」は、趣味に励むことを上手に言いかえて表現した言葉です。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。