「新年の抱負」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「新年の抱負」とは? ビジネス用語【一語】

みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「新年の抱負」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。

「新年の抱負」とは?

「新年の抱負」は、年が明けたタイミングに合わせて、その一年間への決意や計画を述べることを指した言葉です。

「抱負」は、「かかえる」+「せおう」で成り立ち、自分にのしかかる物事というニュアンスから、「決意や計画などへの思いを示す」という意味合いとして使われています。

「新年の抱負」を述べることで、心の中に抱いていた決意や計画が表向きのものとなるため、その思いが確かなものとして再認識することができます。

「新年の抱負」の使い方や注意点

ビジネスシーンでは、新たな一年を迎えるにあたり、新年の抱負を述べる場面がよくあります。

「新年の抱負」を周囲に向けて表現することで、「決意や計画を実行に移す約束」という効果が得られるためです。

ビジネスシーンにおける「新年の抱負」としては、「頑張ります」「努力します」といった抽象的なものではなく、「資格を取得したい」「○○までに業績を○○アップさせたい」など、具体的かつ現実的なものが良いでしょう。

なぜなら、そういった取り組みをスタートさせること、つまり、成長への第一歩を踏み出すことが重要だからです。

何をするかは本人の自由であり、例えば「昨年実現出来なかったカラーコーディネーターの資格試験にチャレンジします」のように、一度挫折してしまったことや、計画が長期に渡る内容でも構わないわけです。

注意点としては、「新年の抱負」「夢語り」ではないということが挙げられます。

大げさな内容ではなく、日々の行動に落とし込むことができ、一歩ずつでも前進できる内容が理想的といえます。


「新年の抱負」の言い換え

・『新年の目標』
・『新年の決意』
・『新年の誓い』
・『今年の目標』
・『今年の計画』
・『今年のチャレンジ』
・『新たな挑戦』
・『新たな取り組み』
「新年」という言葉のイメージから、「年明けからしばらくの間」と受け取ってしまう人がいるかも知れませんが、「新年の抱負」には「その年を一年間通して」というニュアンスが含まれていることを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

「新年の抱負」は、新たな年を迎え気持ちを引き締めて物事に取り組もうとする姿勢を表した言葉ともいえます。

目的と目標をしっかりと掲げて、前に進んでいきたいものです。