この記事では「そう言って頂けて何よりです」という言葉について説明していきます。
「そう言って頂けて何よりです」とは?
相手が一定以上の評価をしてくれたときのお礼、フォローしてくれたときのお礼としての言葉で、「そう言って」が評価やフォローしてくれた言葉にあたります。
文書で使うよりは口頭で使うことが多い言葉で、会話で使われることが最も多いと言えます。
そのためSNSなどでも使うことがありえます。
朝礼の挨拶などで使うケースはかなり稀と言えるでしょう。
「そう言って頂けて何よりです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「そう言って頂けて何よりです」は会話の中で使われるケースが多く、本当にそう思っていても同じ会話の中で3回使うと多いと思われてしまう言葉でもあり、「ありがとうございます」などの言葉で代替していく事が考えられます。
また、「そう言って頂けて何よりです」の前に相手の言ってくれたことをつける使い方はほぼしません。
そう言ってくれた人以外の人の評価などを伝えるケースもあります。
「そう言って頂けて何よりです」を使った例文
・『お客様にそう言って頂けて何よりです』
対面の接客で商品を褒められたときの返答としての使い方となります。
会話して購入していく自動車や大型家電などで使われるケースが多いと言えます。
・『評判はそれほど良くなかったので、そう言って頂けて何よりです』
自分が関わった商品や物事の結果の評判があまり良くなかったものの、高い評価をしてくれる人へのお礼で、良い点を見出してくれた人へのお礼とも言えます。
・『そう言って頂けて何よりです、これからも精進していきます』
頑張っているねなどの声をかけられたときの返答としての使い方で、「何よりです」の後言葉をつける例文です。
「そう言って頂けて何よりです」の類語や敬語での言いかえ
「そう言ってくれて嬉しいです」「ありがたいお言葉です、本当にありがとうございます」「ありがとうございます」などが言いかえとして使え、敬語としてはかなり丁寧な部類で、「そう言ってくださり何よりです」と大きな差はないとも言えます。
「そう言って頂けて何よりです」の類似表現
当該の人ではなくこの会話を傍から知った場合の「よく言ってくれた」という言葉も類語とは言えます。
「よくおっしゃってくれました」は「そう言って頂けて何よりです」という関係性の中にそう言って頂けて何よりですと言われた人のさらに目上の人がお礼で言うという使い方になりますが類語とも言えます。
「そう言って頂けて何よりです」の敬語表現
もともと敬語で、「そう言ってくださり何よりです」という言葉や、へりくだった表現の「とても私の身にはあまるお言葉です」なども敬語として使えます。
「そう言って頂けて何よりです」の返答や返信例
そう言って頂けてという言葉に至った理由を話すとより喜ばれます。
話題を変えても問題ない区切りでもあります。
まとめ
「そう言って頂けて何よりです」はお礼の言葉であり会話が一定以上続かないと使いにくいものです。
目上の人との会話が基本となります。