「おかげで」と「おかげさまで」の違いとは?ビジネスでの使い方や例文など分かりやす

「おかげで」と「おかげさまで」の違い ビジネス用語【二語】

この記事では、ビジネスシーンでもしばしば使われる言葉の「おかげで」「おかげさまで 」について、その違いや使い方を分かりやすく説明します。

「おかげで」とは?

「おかげで」とは、「~によって」と言い換えることが出来、「ある特定の物事がもたらす結果のこと」を意味する言葉です。

この言葉は、良い結果がもたらされた場合だけでなく、悪い結果がもたらされた場合にも、その原因となった人物や物事を指して使われます。

良い結果としては、「先生のご指導のおかげで、入試が突破できた」などと使い、悪い結果としては、「彼のエラーのおかげで試合に負けた」などと、使われます。

「おかげで」の使い方

・『先輩のおかげで、何とか仕事をやり遂げた』
・『資格のおかげで再就職が上手く行った』
・『彼の勝手な行動のおかげで、プロジェクトメンバー内に不協和音が広がってしまった』


「おかげさまで 」とは?

「おかげさまで」とは、「他人から受けた援助や親切によって物事が上手く行き、それに対して感謝の気持ちを伝える」意味で使われる言葉です。

「おかげさまで 」の使い方

・『おかげさまで納期内に仕事が完了できました』
・『おかげさまで販売目標を達成できました』
・『おかげさまで創業10周年を、無事に迎えることが出来ました』

「おかげで」と「おかげさまで 」の違い

「おかげで」「おかげさまで」は似た言葉ですが、そのニュアンスや使い方は異なります。

先に説明した様に、「おかげで」は良い結果だけでなく、悪い結果を招いた場合にも使われます。

また相手が人だけでなく、物事に対しても使われる言葉です。

それに対して、「おかげさまで」の方は、良い結果の場合にのみに使われ、それをもたらしてくれた人に対してのみ使われる言葉で、物事に対して使われることはありません。

また「おかげで」には、それが良い結果で、しかも人によるもであっても、余り感謝の気持ちが込められていません。

それに対して「おかげさまで」は、感謝の気持ちを前面に出した言葉であることも、大きな違いです。

さらに「おかげで」は、接続詞的に使われ、文中や文末で使われることが多いのに対し、「おかげさまで」の方は、感謝を表す言葉として文頭に使われることが多い点も違いと言えます。

まとめ

「おかげで」は、「ある特定の物事がもたらす結果のこと」を意味する言葉です。

一方の「おかげさまで」は、「他人から受けた援助や親切によって物事が上手く行き、それに対して感謝の気持ちを伝える」言葉です。

何となく似た点もありますが、意味のニュアンスはもちろん、その使い方にも大きな違いがある言葉と言えます。

しっかりと違いを把握し、上手に使い分けることが大切です。